大人オリジナル小説
- 私の最悪物語 オリキャラ募集中
- 日時: 2011/07/10 16:02
- 名前: ぽんちょ
大好きな人、親友、先生…
そう…皆から嫌われていたら…
あなたは、どうしますか?
始めまして、ぽんちょです。
いじめ系、ちょっと難しいですが、頑張ります(`・ω・´)
コメ 待ってます*
題名変えてばっかですいません。
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- Re: 私の最悪物語 オリキャラ募集中 ( No.18 )
- 日時: 2011/07/14 19:10
- 名前: ぽんちょ
- 参照: なげぇぞ、なげぇぞ!!
『奥さん…残念ですが…お子さんは…記憶喪失です』
ナースが言った言葉。
あたしは、恐怖を感じた。
そして、がばっと起き上がった。
「あ、や…の?」
あたしの目の奥は、涙でいっぱいだった。
だけど、必死でこらえる。
そう、ここで泣いちゃダメ。
そんな気がする…。
「嫌…そんな、彩乃ぉぉぉ!!」
布団を掴み、泣きじゃくるお母さん。
みんな、周りにいる人は冷たい視線であたし達を見ている。
記憶喪失だなんて珍しい、程度しか思ってないくせに…。
あたしを怒りを抑えきれず、とうとう心の糸が切れてしまった。
「うわああああぁぁ!!!!わあああぁぁ!!」
イスを振り回し、叫びだすあたし。
もう、何が何だかわからない。
ただ、わかるのは…。
悲しい気持ちがあたしのどこかにある事だけ。
「みんな、壊れちゃえ!!!!他人事だと思ってるんだろう!!
他人事だからってあたしをそんな目で見るなあああぁぁ!!
うわああああああああああああぁぁ!!!!」
イスを投げ、泣いて、叫んで、壊れてくあたし。
ほんとは、止めたい。
こんな事したくない…。
だけど、「彩乃」という鬼がどこかで暴れている。
それは…止められない。
「落ち着いて、彩乃さん!!」
必死に止めるナース。
「ダメだ、注射器を打たなければ…!!」
注射器をあたしの腕に誘うとする医者。
そんなので、あたしが止まるの…?
たとえ、止まったとしても…もう遅い。
あたしのタイムリミットは…とっくに止まった。
もう遅いのに…!!
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