大人オリジナル小説

私の居場所はドコですか?
日時: 2011/07/22 11:32
名前: 璃琉

初めまして!
初めて小説を書きます。
まだまだ未熟ですが、宜しくお願いします!

■登場人物

基山 千南    河瀬 珠洲
kiyama tina   kawase suzu

※まだまだ登場します

では、START

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Re: 私の居場所はドコですか? ( No.2 )
日時: 2011/07/22 12:03
名前: 璃琉

〜1〜

がやがや

穏やかな風が吹く教室で、皆がざわめく。
学校。私にとって、学校とは、
『地獄』だ。
何故なら…

「千南ちゃ〜ん!ジュースくんない?」

「でも、もう授業が始まります。」

いじめ。河瀬珠洲が、始めたことだ。
別に、私は、何回いじめられたって、けられたって、殴られたって、いい。それよりいやなことは、妹のことだ。
私には、双子の妹いる。基山美波(きやまみなみ)。
私のせいで、美波も、からかわれている。
私がいなければ…美波は、いじめられずにすんだのに…。
ごめん、美波、でも、あの子はやさしいから、私を気遣ってくれる。
それより、今の問題は、ジュース。

「なに?千南ちゃん?授業?ははは!!素直に言うこと聞かないと、妹、ぶっ殺すぞ。」

「美波は?何処にいるんですか?」

「買ってこないと、教えない。」

「分かりました。」

そういうと、全力でダッシュ。
美波!待ってて…
美波!
はぁはぁ

「10人分…お金が…」

10人分買うとまたダッシュ。
はぁはぁ…

「はい…河瀬さん…買ってきました…。」

「一分遅れた〜、しかも、もう気分変わったし、あんたコレ飲んだきな。」

飲めない…
飲めないよ…
私、炭酸飲めない…
しかも、十人分もある。

「飲まないと、妹、いまやバイ状態ダケド、いいの?」

「…!?」

ゴクゴクゴクゴク
飲み干し、飲み干していく。
苦しい、いやだよ…

「ストップ!」

河瀬さんにとめられた。

「まって、千南!コレ入れてあげる!」

そう差し出されたのは、誰かの尿。
いやだよ…止めてよ!

「まって、珠洲、これもね」

もう一つは、誰かの血。
寒気がする…

「の〜めの〜め!」

ゴク!
ついに、私は飲んだ…
まずいよ…
おなか痛いよ…

「千南!!!河瀬さんたち!止めなよ!」

そう止めてくれたのは、美波だった。

「なんで!美波がいるの!?つかまってたんじゃ…」

「逃げてきた。」

「そう…」

スッ
河瀬さんが何かを落とした。
封筒?あれは、美波の字?
『珠洲』?
どういうこと?

「美波!?これ、なに?これ、美波の字だよね!?珠洲ってどういう…」

「もう、珠洲、それ落とさないでよね〜」

「え?」

「ごめん、美波!」

「え?」

私は、ずっと気が付いていたと思う。
美波と、河瀬の関係が

「よく分かったね、千南、そう、いじめは私のせいよ」

「美波は、いじめられていたんじゃなくて、私達に、頼んでいたのさ!」

「そう…千南をいじめてくれってね!!」

そう…心のどこかで、わかっていた、美波と、河瀬の、関係は、

いじめ集団ってことを――

1END

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