大人オリジナル小説
- 泣いても枯れない心の泉。
- 日時: 2011/07/24 11:31
- 名前: 高倉ゆう ◆AfzZyjsfQk
途中の作品あるのに,すみません(・□・`)
泣けるお話が書きたい。
そう思いました。
さっそくですが,キャラを募集したと思います。
名前だけの募集になりますが,よろしくお願いします。
男女どちらでもかまいません^^
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- Re: 泣いても枯れない心の泉。 ( No.11 )
- 日時: 2011/07/26 14:27
- 名前: 高倉ゆう ◆AfzZyjsfQk
私の悪魔にご挨拶
春になれば桜が咲いて夏になる前に散ってゆく。
それに伴うように,空の色も風のにおいも変わってきた。
今,季節は初夏といわれる雨がうっとおしい時期。
「恋話でもしよ!」
もっとも私は,雨よりもこっちの方がうっとおしかった。
訳もわからぬ他人の色恋沙汰など聞かされても,決して楽しいなどとは思えぬからだ。
「ごめん,用事が……」
いつものようにこう切り返すと,
「え,またぁ? それ絶対嘘でしょぉ〜」
と,「私可愛い!」みたいな話し方で言ってきた。
今日はいつにも増してブリッ娘だな……。
「ごめんってば。サヤだってそんなに暇じゃないでしょ?」
「え,サヤ? 暇だよもちろん! でも芹ちゃんが忙しいなら今日は諦めるよぉ〜」
「今日は,って……」
でも助かった。
サヤの恋話は特に暇だし,面白くないしキモいし。
「ごめんねサヤ。また話そうか」
嘘だけどね。
「うん,分かった。またね芹ちゃん!」
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