大人オリジナル小説

  傍観者.  - 虐めてるのは 僕 -
日時: 2011/08/24 11:04
名前:  理依. ◆ZKm1hh9xJU
参照:  /         I don't wanna have to cry no more . 




僕は傍観者


虐めてない
観てるだけ


それでも僕も

『 加害者 』





 * * * * * * * *




▼ welcome and hello ( ^ω^ )


  [>>>0001  prologue
  [>>>0002  character


   【 Episode - 01 】

  [>>>0003 [>>0004 [>>0005
  [>>>0006 [>>0007 [>>0008



 * * * * * * * *



▼ special thanks ▼










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Re:   傍観者.  - 虐めてるのは 僕 - ( No.3 )
日時: 2011/08/24 11:51
名前:  理依. ◆ZKm1hh9xJU
参照:  /         I don't wanna have to cry no more . 


▼ 01



「 毎日よくやるよな、あいつらも 」
「 加減ってもんを知らねえもんな 」



まあ、俺らには関係ないんだけど。


俺は水島陽汰という。
部活は無所属。
高校1年の2組。


素敵なDKライフを望んでたんだけど、
現実はそう甘くはなかった。
恐ろしい事に俺らのクラスでは
『虐め』が発生していた。


殆どは女子生徒がやってるから
男子はあんま関係ないけど、
観てるのは少し――楽しかったり。
俺は感情ってもんがないのかもしれない。



「 貴瀬も可哀想だよな 」
「 貴瀬って可愛いけどなぁ 」
「 眞城って金持ちなんだろ? 」
「 らしいけど 」
「 俺の美月は関係ないけど〜♪ 」



目の前の糞男子2名は虐め関連の話題を
絶えず繰り出し続けていた。
若狭宥和と桑森優穂。
俺は終始ため息状態。



「 宥和、朝からノロけんな 」
「 んだって陽汰ちゃんさ 」
「 ちゃん付けキモイな! 陽汰! 」
「 …… 」



馬鹿みたいに笑う2人をよそ目に、
俺は虐めが起きているその現場に目をくれた。



「 痛っ…やめてっ 」
「 やめてじゃねぇよ! かまととぶんなよブス 」
「 ははっ、香梨ゆうね 」
「 も…本当無理だってば! 死ぬ 」
「 じゃあ早く死ねよ 」



眞城香梨を始めとする数人の女子が
貴瀬莉生を囲んで暴行を働いていた。
宥和の彼女の永西美月は加わっていなかった。






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