大人オリジナル小説
- 最後の審判
- 日時: 2011/10/12 21:27
- 名前: 杉 麗
どうもこんにちは。杉 麗です。
この名前で小説を書くのは初めてです。
まだまだ下手くそですが、どうかよろしくお願いします。
そして切実に感想を待っています。そちらもよろしくお願いします!!
――――――――――CAST―――――――――――
*澤口ハルカ(18)
名門校桜宮高校に通う18歳。
少々面倒くさがりなところがある。
*松本カオリ(30)
今年、ハルカたちのいる3年B組に担任として入った新任教師。
とても明るくて生徒から人気があった。
*一条あおい(18)
ハルカの同級生。
ハルカの中学時代からのよき友でもある。
*村松史子(18)
ハルカのクラスのリーダー的存在。
ハルカとは仲良くしていたが、同時に
反感をもっていた。
- Re: 最後の審判 ( No.1 )
- 日時: 2011/09/26 21:49
- 名前: 杉 麗
――――――――――――――――プロローグ
ここは地獄だ。
教室内には冷酷な“裁判官”と、そいつに洗脳された35人の“検察官”が、たった一人の被告人を見つめている。
「澤口さん」
裁判官である松本は言った。
「こんな私を憎んでるでしょ?」
被告人は黙ったままである。
松本は話を続けた。
「・・・でもね、私がしたことは全てあなたのためを思ってのことなのよ。
そもそも自分で自分の首を絞めるようなことをしたのはあなたでしょ?
私はこれでも優しくしてあげているのよ。
他の人の時間を、あなたみたいな出来損ないなんかに使っているんだから」
松本の表情は微笑から鬼の形相へと変貌してゆく。
「・・・それでは、」
「判決を下します」
松本は、静かに言った。
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