大人オリジナル小説

いじめルーレット
日時: 2011/08/29 22:46
名前: 玲奈 

わたしは、虐められたって傷つかない。

わたしたちの6年4組は虐めにまみれたクラスだから。

月曜日、ルーレットで一週間いじめられる人を決める。

そして、虐める。

虐められたって傷つかない。虐める方も、ただのストレス発散。

だからそれでいいと思ってた。



でも、それを変えてしまったクラスメイトがいた―――――









上のはプロローグです。
なんか残酷だけど、よろしくおねがいします。

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Re: いじめルーレット ( No.4 )
日時: 2011/09/21 14:42
名前: 結南  ◆XIcxIbyC92


亜美がこの世を去って一ヶ月…「麻薬」や「覚醒剤」はどんどん伝染(?)していった。

まずは、香穂。いまはひきこもりになってるけど、登校していた頃は、
亜美のように、とにかく色んな人にクスリを勧めていた。


「ねぇ、これ、飲んでみてよ。」

「これ、超イケるからさぁ、吸ってみなよぉ。」


薬を飲んだ(飲まされた)人たちは、香穂と連むようになり、
しだいに、怖がられるようになった。

ある日、香穂たちのグループの人たちは、ウザいと言っていた下級生を、
虐めた。




そして、自宅謹慎。それが終わっても、香穂たちは帰ってこなかった。

あれから、一度も香穂たちとあってない―――――――




「なーお!理科室行こっ!」

「あ、みさと。ちょっと待ってて、教科書教科書…あ、忘れた!!」

「えー?理科のセンセーきびしーのに。」

「うぅぅ…。しょーがない、素直に謝るしかないか…。」

「泣かない泣かない。」

「泣いてない!」




「ねぇ。私、保健室行くから教科書貸してあげようか?」

声をかけてきたのは、由依子だった。

「由依子!いいの?ありがとっ。」

「いいの、いいの。その代わりに…これ。」

「えっ?」

「はい吸って!」


「菜央!危ないっ!」

「きゃっ…。」

ドスン!バタッ!

「大丈夫?菜央…。」

「うん、大丈夫だよ。ありがと、みさと。」


「菜央…由依子をとめるなら…今のうち、だよね。」

「うん。先生にいいに行こう。今ならまだ…。」


タッタッタッタッ………


「待って、菜央、みさと!お願いだから、先生には…。もうしないって
誓うから!」

「…絶対?」

「絶対しない!」

「…先生にはまだ言わないけど、次飲んだりしたら、今度は、警察に言うからね。わたし、由依子を信じてるから。」

「ありがとう…信じてくれて…っ。」

「わたしはさ…由依子に死んでほしくなんかないから言ってるんだからね…?」

「それじゃ、わたしたち理科室行くから。行こう、菜央。」

「うん。」



がらっ



「遅い!」

あ、由依子から借りてない!ダブルで怒られる…。はぁ。

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