大人オリジナル小説
- 正しいいじめ
- 日時: 2011/12/02 22:51
- 名前: こりあ. ◆gVG4aJw4K6
*プロローグ
嫌いな子、ぶりっ子、意地悪先生……
私の身の回りにはそういう人ばかりで……
もう嫌だった。
いじめをやってみたい。
*
始めましてこりあですノ
この小説は小説と言うより資料かも…
なので、少しくらいパクって頂いても結構ですw
*主な登場人物
鈴木 紗江 すずき さえ
__あなた一体…誰なの?
レコ
__あなた様の夢……叶えてあげましょうか?
★多分コメする時は大体奈菜氏かも…
- Re: 正しいいじめ ( No.1 )
- 日時: 2011/12/03 13:10
- 名前: こりあ. ◆gVG4aJw4K6
0章 #1 :Boring every day
「紗江ー、宿題みせてぇ。」
今日も嫌いな友達が来る。
たくさん来る。
「……いいよ別に。」
私が宿題を放り投げると、友達はそれを取る。
「あははっ、紗江優しーい!じゃあ早速……」
「ねぇねぇ、昨日のドラマ見たい?」
「あー、それ超おもしろかった!紗江は見た?」
「見てないけど。」
こいつらの仲間には入りたくない。
むしろ男子グループに入りたい。
チャイムが鳴る。
友達は席へ帰っていった。
先生が入ってくる。
「今日はテストを返します。百点は……」
「紗江さん。百舌さん。」
百舌、というのはさっきいた友達。
百舌は私のテストをカンニングしてくる。
「やったねぇ、紗江!!」
カンニングしているから意味は無いのに、ね。
そして授業は終わり、家へ帰った。
百舌という女
あの女が私の人生を狂わせた。
あいつを虐めて……復讐したい。
そうだ、明日虐めよう。
私は電話をしようとした。その時。
__貴方様は方法を知らないのでしょう?__
そう、聞こえて目眩がした。
気がつくと、真っ暗な所に居た。
「……気がつきましたか?」
「……あなた……一体誰なの?」
「この世界のたった一人の存在、としか言い様がありません。」
本当に、誰?
それより、ここは何処?
「此処は……想像の世界だと思います。私にも分かりませんが……」
心を読んだように言った。
「それより、貴方の名前は?私は紗江……」
「私ですか……貴方様に考えていただきましょう。」
「どうして?」
「私は前まで一人だったので、名前が必要無かったから、です。」
訳が分からない。
目眩がし、此処へ来て、いきなり名前を考えろ、と……
すると、とあるゲームの登場人物が浮かんだ。
レコという名前で、敬語を使い、ちょっとミステリアスな子。
魔法が使えて、真っ暗な世界に住んでいる。
「レコ……かな。貴方の名前は。」
「そう、ですか。」
レコは少し考え込んだ。
「それでは本題へと入りましょうか。」
「貴方様は、虐めがしたいのでしょう?」
「まあ……そうだね。」
「なら……方法を知らないと駄目です。」
「ですから、これから方法を見に行きましょう。」
「どうやって?」
私は少し笑った。
「行けば分かる事、です。」
突然、目眩がした。
レコはかすかに笑って、私を見下ろしていた。
「さぁ、最初のステップへ参りましょう……」
レコは消えていた。
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#2 次回予告
__此処は何処?__
__此処は、恵那様が虐められようとしている世界__
レコは誰?此処は何処?前までの記憶が無い?
そして……恵那は誰?
続く