大人オリジナル小説
- 裏 切 り _
- 日時: 2011/12/16 21:01
- 名前: ゆお
初小説です(・ω・`)
※下手くそです
※ベタかもです
※更新まいぺーすです
※誤字脱字あるかもです
※読んだらこめ下さいw
すたーと、
CAST- - - - - - - - - - - - - -
篠沢 れみ ShinozawaRemi ♀
岡本 綾 OkamotoAya ♀
澤井 百華 SawaiMomoka ♀
南 奈津希 MinamiNatsuki ♀
荒木 俊祐 ArakiSyunsuke ♂
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- Re: 裏 切 り _ ( No.1 )
- 日時: 2011/12/16 21:20
- 名前: ゆお
01 「裏切る女」 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
本当の仲間なんて、いらない。
本当の友情なんて、知らない。
それがあたしだもん、それでいいの。
友達なんて、簡単に裏切れる。
「ねえ、もう飽きちゃった。ばいばい」
私のその一言で、みんなみんな崩れ落ちて行くの。
「なんで・・・なんで・・・」だって。
ほんと笑える。
みんな馬鹿みたい。
私の名前は篠沢れみ。
自分で言うのもなんだけど
容姿に苦労したことはないし
成績も優秀で、先生のお気に入りに入っている。
運動も得意で、
いわば、クラスの中心。
今、こいつナルシストだなって思った?
でも全部本当のことなんだよ。
本当のこと言って何が悪いの??
嘘をつくぐらいなら、本当のことを自慢
した方がマシだと思う。
あたしはこんな人なの。
今日、11人目の仮友がいなくなった。
あ、仮友ってのは『仮の友達』って意味ね。
だけど、仮友なんていつでも作れるし
周りにはたくさんいる。
11人目の仮友は、クラスのギャルの瑠美ちゃんだった。
最初は顔も良いし、テンション高いから
絡みやすいと思ったけど意外と変なとこ真面目だし
めんどくさいから嫌になった。
授業が始まる数分前、
お腹が痛いと先生に言って
屋上へサボリに行く。
あたしのことを気に入ってる先生たちは
なんの疑いもせずに見送ってくれる。
ほんと、便利。
屋上につき、春の暖かい風が
私の頬を優しく撫でた。
ふと、またこう思うの。
『あたし、何してんだろう_____________________』
「れーみっ♪」
びくっとなって、後ろを振り向くと
俊祐がいた。
俊祐は私の彼氏。
見た目はチャラいけど、カッコいいし
何より優しいから、好き。
あたしの本当に信じれる人は、俊祐だけ。
「俊祐!来てたんだ」
「おう、お前またサボリかよ」
「なんか授業出る気なんなくて」
そっかーなんて言いながら
俊祐は私の髪の毛を撫でた。
俊祐は知らない。
私が仮友を作ってることも
友達を簡単に裏切るってことも。
ねえ、俊祐。
本当のあたしを知ったら
きっと幻滅するよね__________??
「れみ」
優しい甘い声で
俊祐は私の名前を読んだ。
とろけるような甘いキスに
私は酔いしれる。
この幸せはいつまで続くんだろう?
あたしは、『裏切る女』________________。
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