大人オリジナル小説
- 無題という題
- 日時: 2011/12/16 22:13
- 名前: まっきー ◆tsGpSwX8mo
ども。シリアスか社会問題か悩んだ末にこっちにしました。
ちなみに処女作です。なので文章とか結構雑だったり、表現があれだったりしたらご報告して欲しいと思います。
それではどうぞ。
〜〜〜〜〜〜目次〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
- Re: 無題という題 ( No.3 )
- 日時: 2011/12/16 22:39
- 名前: まっきー ◆tsGpSwX8mo
一話「俺という存在」
たまに、ふと思う事がある。自分という存在は、本当に必要なのだろうか。いない方が、皆にとって有益ではないか、と。
ふと空を見た。空は快晴で、黒い雲はおろか、白い雲さえないいい天気だった。
俺はどう考えても意味も無いようなうめき声をあげて伸びをした。
自分の周りには人が沢山溢れている。しかし、一人でうめき声をあげている人間など、ほかには一人も居なかった。
俺はさっき買った缶コーヒーを飲もうとレジ袋をあさった。
大きな駅のロータリーで一人コーヒー飲んでる若者、と他人は思うだろう。
実際そうでないかと言われれば、その通りである。
しかしながら、その様に捉えられると俺は困る。
俺は中学生である。しかも帰宅部だ。特にする事も普段無い。
だからこうやってフラッと外へ出歩いているわけだ。
意味もなく日々を過ごしている人間である。しかもそれに悪びれる気は全く無い。正直負け惜しみ的要素も少し含まれている。
次は俺の過去を話そう。
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