大人オリジナル小説
- 復讐 オリキャラ募集
- 日時: 2011/12/26 18:15
- 名前: DQ>(・A・;)
DQ>(・A・;)と申す者です。
DQ好きすぎてやばいです。
いつも二時創作ばっかりしてるんですけど、いじめ小説も書きたいなぁと・・・・
初書きなんで長下手だと思います・・・・宜しくお願します(深礼
オリキャラ募集中です。
[登場人物紹介]>>1の下のほうに応募用紙があります
【目次】
[登場人物紹介]>>1
[01]>>2 [02]>>3
- [02] ( No.3 )
- 日時: 2011/12/24 14:51
- 名前: DQ>(・A・;)
[02]
―理科準備室―
だんだんと顔に近づいてくるトイレ用のモップを目の前に、僕は喘ぐ。
「お願い、お願いだから・・・・やめて・・・・・!」
「いや、掃除しなきゃねぇ?君は汚れているからさ。
カンニングだろ?だったら汚れたその手を綺麗にしなきゃね」
「違うっ!!カンニングなんてしてない。やめて、離してぇっ!」
顔にモップが擦り付けられた。
そして、誰かがモップの磨く部分を口に突っ込んだ。
口の中に酷い味が広がった・・・・・
逃げたくても、いじめのメンバーが僕を押さえつけてて動けない。
<キーンコーンカーンコーン・・・・・・>
・・・静かに、チャイムがなった。
陽がモップを離し、言った。
「・・・・フフッ、綺麗になるどころか逆に汚くなったようだ。洗ってあげようか」
すると僕に泥で汚れた水がかけられた。
真冬で唯でさえ寒いのに、水をかけられて更に寒い。
「ああ・・・・、後片付けお願いね」
陽が言うと、彼らは笑って出て行く。
「ううッ・・・・もう、嫌だ・・・・・・・・」
小さく呟くと、理科室の雑巾を使い、床を拭いた。
そしてモップとバケツをトイレに戻すと、静かに教室へ向かった。
教室に近づき、扉を開けようと取っ手に手をかけると・・・・・
「鈴木はいないのか!?今日は欠席じゃないはずだが?」
荒井先生!?次、国語だっけ?
荒井先生とは、学校一怖い先生のことである。
先生が怒鳴ると、僕は今すぐにも入っていこうと思った・・・・が。
「鈴木君なら、理科室に居ましたよ。何かしてました」
陽・・・・・!!
何かしてたのは、お前達だ!僕を散々いたぶったくせに・・・・・!
「何か?あいつは何をやっているんだ!」
先生の怒鳴り声が聞こえる。
・・・・仕方ない。
僕は一つの嘘をつくことにした。
<カラッ>
乾いた音を立てて、扉が開いた。
「遅れてすいません・・・・・飼育当番の仕事でインコの餌がなくなってて・・・・
理科室に探しにいって、あったんで外に戻ったら、運悪く水、頭から被りました」
これで、大丈夫なはず・・・・
運よく僕は今日飼育当番だし、餌は理科室にあるし、
外では水やりをしている1年の女の子がいた。
「そうか、そういうことだったのか。なら座ってよし」
「ありがとうございます」
僕はグショグショに濡れた制服のまま席に着いた。