大人オリジナル小説
- 少女
- 日時: 2011/12/30 15:54
- 名前: 彩乃
ダークで書いていましたが、イジメ系なので、こっちで最初から書きます。
〜
流れる時間の中。
私達は生まれ、生き、苦しみ、喜び、死に........
そういう人生を歩みます。
私は、その人生と言う道を、踏み外しました。
失敗しました。
苦しみました。
悲しみました。
後悔しました。
そんな私の失敗の始まりは、恐らくあの日からでしょう。
- Re: 少女 ( No.3 )
- 日時: 2011/12/30 16:03
- 名前: 彩乃 ◆PSP7SBc4Gg
【遺書】
<南中学校で自殺した少女Aの裏側に迫る!!イジメが原因か!?>
面白おかしく書かれた記事。
その裏側には、私が関係しているように思えた。
この少女Aと名付けられた、北原美希は、私の親友でもあり、ライバルでもあった。
北原美希は、親が教師と言う理由で、苛められていた。
そのうえ、その親が自分のクラスの担任であれば――――――
美希は、ひいきされている。
そんなバカな考えが、クラスの中で広がった。
........話が反れました。
今この文を読んでいるという事は、私は自殺したか、殺されたと言うことですね。
私は、この文を遺書とします。
最後まで読んでください。
美希は、確かに自殺をしました。
でも、苛められて...です。
美希は、殺されたのです。
馬鹿な事で苛められ、追い詰められ、自殺した。
美希を殺したのは、苛めた奴らじゃないでしょうか。
勿論私も入っています。
私は、美希がいじめられているのを、見てみぬふりをしていたのですから。
開き直って言います。
イジメ漫画などで、偽善者ぶる主人公がいますが、あれはお話の中でしか出来ないでしょう。
何しろ、苛められている人を助けると、自分も苛められるのですから。
思いませんか?
漫画や小説は、出来すぎている。
人生は、そう簡単にはいかない。
私だってそうです。
家族、愛、友達。
手に入れたく、手を伸ばしても届かなかった。
こんな自分が嫌いでした。
今は、誰かに殺されているか、自分で時を止めたかしている事でしょう。
天国――――には、行けないでしょう。
地獄で、さぞ楽しんでいるでしょう。
2枚目の手紙に移ります。