大人オリジナル小説
- 悪口の経過 【嘘だよ。ごめんね。】
- 日時: 2012/01/10 13:20
- 名前: 李友
中学に上がりました。
勉強も部活もうまく行って、とても楽しい日々。
でもそんな時、親友の星奈からノートを預かりました。
どうやら、他の友達とも一緒に、交換ノートを始めようってことみたい。
でも、そのノートにあんなことが書いてあるだなんて…。
☆登場人物
倉橋 沙和 kurahashi sawa
主人公の女の子で内向的。
星奈が大好きで慕っている。
斉田 星奈 saida seina
気の強い女の子。
ある時、交換ノートの話を沙和たちに持ちかける。
秦 すみれ sin sumire
きゃぴきゃぴした女の子。
交換ノートのメンバーで星奈と沙和の友達
神崎 汐音 kanzaki sion
同じくノートのメンバーでテンションが高い。
アホ担当。
飯郷 杏樹 isato anju
動きのトロい女の子。
勉強もスポーツも苦手で流行りのモノとかにもうとい。
星奈たちのいじめのターゲットになる。
小野里 茉実 onozato mami
美波の友ダチ。
同じくイジメのターゲットとなるが、別にとろいわけでもない。
ギャーギャー騒ぐし、ウザいからだ。
邦鶫 美波 houtsugumi minami
クラスの委員長で、成績優秀スポーツ万能のきりっとした美人。
星奈たちのいじめに気が付いて…。
- Re: 悪口の経過 【嘘だよ。ごめんね。】 ( No.3 )
- 日時: 2012/01/13 21:49
- 名前: だーちゃん
- 参照: 。
第3話
すみれに呼ばれて私は廊下の突きあたりまで来た。
一体なんだろう?私、なんかしたのかな?
「さっき、飯郷と話してた?」
「え?まぁね。」
ますます、すみれの顔に汗が伝う。
「こういうこと言うのもどうかと思うんだけど。飯郷さんとはあまり話さない方がいいよ?」
…え?え?え?ん?
「なんで?」
なんか、悪い人なのかな…。飯郷さんって。そんな風には見えなかったんだけどな。
「飯郷は、小学生のころ虐められていたんだよ?だからいじめられっこなんかと話したら沙和までいじめの匹敵にされるかもよ?」
……あ、あ〜。そういう話かぁ。
…そういうのもどうかと思ったけど、すみれとかと揉めるのも嫌だしあたしはその場では、
「そうなんだ。大変な事、教えてくれてありがとね?」
とだけ、言っておいた。すみれもなんだかほっとしているみたいだった。
それじゃ、飯郷さんとは表面上でだけ付き合っていこうかな。
だって…そうだよね、私には大事な友達がいるんだし。
「それじゃ、クラスに戻ろ?もうHRの時間すぐだし。」
「そだね。それじゃいこッか。」
まぁ、そんな感じですみれとあたしはのろのろと教室に戻ったのサ。