大人オリジナル小説

いじめごっこ
日時: 2012/02/11 15:39
名前: yuki

「もー やめてよ〜」






始めはこれくらいの遊び、ごっこだった。







でも、この遊びは、今は本当の恐怖の遊び。  





          【いじめごっこ】









君には耐えられるかな?


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Re: いじめごっこ ( No.3 )
日時: 2012/02/11 16:41
名前: yuki

「理香子〜」
このころ私は中学3年生。 
志望校の坂山高校は、この辺でも有名な難関高校。
「あ、美優 どーした?」
今私の目の前にいる子は美優。
茶色でくるくる巻いた髪に、色白で透き通った肌。
小さな顔に大きな黒目がちの瞳。
ぷっくりした唇も色っぽい。
美優は有名ファッション雑誌【Cecil】のトップモデル。
「Cecil  買ってくれた〜? 
今月おすすめなんだよぉ〜!!」
「はいはい。 どうせ美優が表紙なんでしょ?」
そういうと美優はぷくーっと頬を膨らませた。
「どうせは余計だよ―!!  まあそうなんだけど…
親友が表紙なんだよぉ?」
美優は私を見ながら目をうるうるさせた。
「はいはい  買ってあげるから  放課後付き合ってよ―??」
私は美優の頭をなでると、いつものニコニコした美優が戻った。
「理香子最高!!   じゃあ放課後ねー」
そう言って違うこのところへ行ってしまった。
その時。
「キャァァァァァァァァァァァッ!!!!
やめてぇぇぇぇぇぇっ!!!」
どこからが、すごく大きな叫び声が聞こえた。
「ねぇ… 今絶対誰かが山城さんにやられたよね…。」
「ターゲットになった子、結構自殺とかしてるもんねぇ…」
周りの女の子から、そんな会話が聞こえた。

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