大人オリジナル小説

これは虐めではありません、…復讐です。
日時: 2012/03/21 14:55
名前: 會沢林檎 ◆omZVsyei9E





 會沢林檎( aizawa ringo )です(*'0'*)◎駄作率かなり高いすけど。
 よろしければ読んで頂ければな、と思います。






 「 これは虐めではありません、…復讐です。 」


 表情を何一つ浮かべず言い放つこの女の名称は
               ―― 氷人形 .. ice doll .


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Re: これは虐めではありません、…復讐です。 ( No.2 )
日時: 2012/03/21 15:34
名前: 會沢林檎 ◆omZVsyei9E



[ chapter 0 ]  




私にとって生まれ育ったこの街は、かけがえのない存在。唯一無二の私の故郷。


同じ学校、同じ教室で過ごす三浦中3年2組という仲間は故郷に匹敵するような大切な仲間たちだ。
クラスメイト35名、皆の仲がいい――まさに理想的なクラスだ。



「 綺〜! 今日も放課後図書館行く? 」
「 行こうと思ってる! テスト多くて嫌だね 」



ただ、学校って言うのは楽しいだけじゃないのがたまにきず。
誰もが嫌う、1学期中間試験があと1週間後に迫っている。かなり嫌。
嫌といっても、今年高校受験生である私達には逃れられないことなんだけど。


試験に向けた勉強をするために、私は最近図書館を利用している。
しーんとしてるから勉強しやすいってのももちろんだけど、私は何より図書館の雰囲気が大好きだった。
友達の恩香は嫌な顔をせずに、図書館通いに付き合ってくれている。



「 んじゃ行くか〜、毎日本当勉強ばっか 」
「 早く中間おわんないかなあ。 」
「 あと1週間だよ〜。 」



すれ違う友達にばいばいを言いながら、昇降口へ向かった。
まだ4時……もう5月も終盤だし、7時ぐらいまで勉強してっても構わない…はず。
だとしたら、2時間半は勉強できるかな。





 * * * * *





図書館に向かう途中で、恩香が「雑誌!!!」と叫んだ。
恩香が毎月買ってる雑誌の今月号発売日らしい。コンビニ付き合って、と言われたので
断る理由も無いから私は恩香の買い物に付き合うことにした。


コンビニへの道のりの中で、新築の家を見た。



「 こんな家あったっけ? 新築うらやまっ 」
「 誰か引っ越して来たんじゃん? 転校生来るかもね 」
「 この時期に転校生? 修学旅行も終わっちゃったよ〜。 」
「 思い出できなさそうだよね 」



私達の中学は修学旅行は4月下旬に終えてしまう。行き先は、沖縄。
思い出すと、楽しかった時間が昨日のように思い出される。
私は新築の家と家族は特に気にも留めず、コンビニへの道を急いだ。




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