大人オリジナル小説
- 戸惑いの、心冷たき者達2
- 日時: 2012/05/26 20:26
- 名前: 凪沿 矛摘
登場人物
・家谷 蝶香(いえやちょうか)♀(12歳)1年3組
怜未達のいじめの対象。一人称:私
・五条 怜未(ごじょうれみ)♀(12歳)1年3組
蝶香のクラスメイトで、蝶香をいじめる3人グループの中心。一人称:アタシ
・背西 キヨ梨(はいせいきより)♀(13歳)1年3組
蝶香のクラスメイトで、蝶香をいじめる3人グループの1人。一人称:アタシ
・琴辺 瑞乃(ことべみずの)♀(12歳)1年1組
クラスは違うが、蝶香をいじめる3人グループの1人。一人称:みずの
和海藤 ミツハ (わかいどうみつは)♀ (12歳) 1年3組
蝶香のクラスメイトで、怜未達に釣られて、蝶香をからかおうと考え始める。
一人称:自分
・滝 有醍(みなとゆうだい)♂(13歳)1年3組
蝶香のいじめを黙って見ている。一人称:俺
全く…いじめなんて良く出来るものだ。
だっていじめはいけない事だから。そんなの当然の事。
なのにあいつ等は平気でいじめをしている。
暫く経った6月13日の休み時間、私は廊下の壁に並べられている絵を見ていた。どれも美しい絵ばかりで、気が付けば思わず吸いこまれそうになる位見とれていた。
然し私は近くに誰かいると気が付いた。角にいる様な気がするので近づいて見ると、そいつは逃げていった。
あいつは…ミツハ!!。一体何がしたかったんだ?。角で何かしてたし。
-一方-
ミツハ「ねぇねぇ、怜未ちゃん達ちょっと良い?。」
怜未「ん?。何?。どうしたの?。」
ミツハ「あの蝶香、廊下の絵なんか見てたよ!!。」
キヨ梨「え!?。アイツあんな事するの!?。」
怜未 キヨ梨「うわ〜。アイツ、ダサ〜ww。」
怜未「瑞乃にもその事言いつけに行く?、また良い方法考えちゃってさww。まだ時間あるしww。」
キヨ梨「んじゃあ早く行こう!!。てかマジダサいな、蝶香の奴ww。」
ミツハ「面白そう!!。自分も着いて来て良い?。」
怜未「当然当然!!。」
キヨ梨「…居た!!。瑞乃!!。ちょっと良い?。」
瑞乃「良いよ!!。何?。」
ミツハ「行き成りでごめ〜ん。実は蝶香が…。」
こうして、最初は何の関わりも無かった和海藤 ミツハが少しずつ私に悪意を持つようになっていった。
こうしてミツハは休み時間、私が絵を眺めていた事をばらしてしまっていた。
6月15日の美術の時間、私は美術室の机の上にあるクラスの奴等の絵から、自分の描き途中の絵を探してたけど見つからない。私は思わず呟いた。
蝶香「ありゃ?。何処行っちまったんだ私の絵…。」
???「さぁて、何処でしょう?ww。」
!!。私はその喋った奴の方に振り向こうとしたが、足が何故か動かない。何か足に変な感触がするから足元を見ると、私の足が踏まれてた。それだけじゃなく、いつの間にか怜未達に囲まれていて然もミツハまで…!?。
怜未「この前ミツハちゃんから聞いたの。」
キヨ梨「アンタ先輩達の絵眺めてたんだって?。」
怜未「アンタがそんな事するなんて、すんげぇダサいww。」
ミツハ「いや、蝶香は何したってダサいよ!!。」
怜未 キヨ梨「だよね〜ww。」
Page:1