大人オリジナル小説
- さくらと少女
- 日時: 2012/06/16 20:01
- 名前: 大和
こんにちは、大和です
強く生きるってどういう事なんだろう?って思って、
この小説を書いてみました
とある少女達の世界を、よければ楽しんで下さい(*^^*)
- Re: さくらと少女 ( No.3 )
- 日時: 2012/06/16 23:01
- 名前: 大和
そんな事を考えて、自嘲気味に笑う。
少し寒くなってきたから窓を閉める、
と。
「あの……花びら、着いてます」
「え? やだ! 本当だわ! ありがとう」
「あ、いえ……」
ふわふわの天然パーマの髪の毛が可愛い女の子。
色素も薄めで、真っ黒でショートな私とは大違い。
………羨ましいな…。
だけど、1つ異変に気付く。
「……貴方、上靴は?」
「あ、えっと……その……」
「雪様! そんな奴、相手にしなくていいですわよ!」
「え?」
「ホラ! あっち行けよ! 出来損ない!」
「……っ」
去ろうとする少女。
「待って」
「……はい」
「名前を知りたいわ、教えて下さる?」
「!! ……木山ことりです」
「可愛い名前ね、ありがと、えっと私は……」
「知ってますよ、如月さん」
「当たり……」
うーん……
何か、素直に喜べないなあ………。
どうせ、私が有名な理由って
………お父様だし…。
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