大人オリジナル小説
- 私はあなた達が憎くてたまらない〜イジメ〜
- 日時: 2012/06/23 20:09
- 名前: エンゼルランプ
はじめまして、エンゼルランプです。
初めて小説を書くので自信が無いのですが、よろしくお願いします。
私が書くものは、半分は真実で半分はフィクションです。
- Re: 私はあなた達が憎くてたまらない〜イジメ〜 ( No.3 )
- 日時: 2012/06/24 10:51
- 名前: エンゼルランプ
〜第一章 アリウム「無限の悲しみ」〜
去年の事を思い出す。
これは、私にとって消えない記憶。
死ぬまで忘れられない記憶。
「うっわ菫、くさっ!!」
仕方ないでしょ、あなた達が私に汚い水を掛けたのだから。
「近寄らないでくれる?汚いから。」
それは、私を田んぼに突き落としたからでしょう?
そう思った。
「(どうして私なの?)」
周りを見ても、知らないふりをする人ばかり。
先生は職員室に行っていて、今はいない。
このいじめの事を知らない人物はただ一人。
先生だけ。
あの三人は、先生がいない時だけ、
思っていることを口にする、態度で表す。
先生が戻っても、他の人には聞こえないように、
けれど私の耳まで聞こえるように言う。
「どうして学校にいるんだろうね。」
「あいつがいなくても、学校は普通に動くのにね。」
そんな言葉を使われて、私はいい気分になれない。
前までは私と友達だったあの三人。
あの笑顔が、うらやましい。
あの友達の輪に、私も入れてほしかった。
結局、一年生の時は先生が気づいてくれて、光たちを黙らせてくれた。
そんなことを思い出しているうちに、教室についた。
教室の中は、もうほとんどの人が席に着いていた。
私が教室に入ると、明るかった教室が、人が、一気に静かになった。
「(もう、そんなのは慣れている。)」
それでも、胸が痛む。
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