大人オリジナル小説

いじめー現実ー
日時: 2012/07/23 09:56
名前: てっちゃん

てっちゃんといいます。
がんばって更新していこうと思います。
よろしくです!

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Re: いじめー現実ー ( No.2 )
日時: 2012/07/23 10:28
名前: てっちゃん

まだ早朝の学校。

「ねえ、香織ぃ。今日はどうやって澪いじめる?」

樹奈が言った。

香織はひとつ頷くと、

「あいつの頭、便器ん中つっこもうよ」

と、にやけながら言った。

「賛成!いいねいいね、あいつまた吐くよ!」

美鈴が言った。

「澪、そこにいるのわかってんだけど」

香織が教室の扉を開けながら言った。

そこには、体を震わせた澪がいた。

見つかった!私は目をぎゅっとつむった。

「澪、ちょうどよかった。トイレ行こうよ」

樹奈が私の腕を強引に引っ張った。

私は黙ってついていく。

「ほら。飲んで」

トイレの便器から、樹奈が私の目の前でコップ一杯の水を汲んだ。

「うっ・・・・・・」

やばい、吐きそう。

「飲めよ!」

樹奈が私の口をこじ開けて水を流し込んだ。

「うっゲホッゲホッ!おえっ!」

「うーわ、澪吐いた!きったねえ!」

「ほら、この水でうがいしなよお!」

樹奈がまた同じ水を差しだした。

「ゲホッ・・・・・・うぐっおえっ」

「しっ!先生来たって!」

香織が言った。

途端に樹奈は私の背中をさすり始めた。

「お?吉川!どうした?」

先生が覗き込む。

「あ、吉川さん、気持ち悪いって言って、吐いちゃったんですぅ」

「おぉ、そうか。じゃ、たのむな」

先生、待って。

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