大人オリジナル小説
- ああああ からのメール
- 日時: 2012/08/01 03:40
- 名前: 翔怕
小さい頃、RPGゲームをやった。
操作がよく理解できずに
ひたすらAを押した。
「勇者、 ああああ よ」
進んでく画面
村人A「このつまらない世界を変えて!」
「・・・・いいよ」
画面に向かって、意味のわからない笑みを浮かべた気がする。
- Re: ああああ からのメール ( No.2 )
- 日時: 2012/08/01 14:08
- 名前: 翔怕
ティリリリリリ______
後ろで意味のないアラームが鳴る。
「・・・・今日も、眠れなかったな。」
寝る気もなかったけれど。
手元のノートは、数時間のうちに文字で埋まっていた。
「鈴也、喜んでくれるかな」
自然と口元が緩む。
堅い制服を手に取り、時計に目をやる。
6時36分______。
8時30分から遅刻ということになる。
つまり、時間はまだ充分にある。
「・・・っは、」
自虐的な笑みは、なんのためなのか。
首を緩く締め付ける赤いリボン。
・・・怖い、学校が。
メールが。
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