大人オリジナル小説

万個の桜    …記憶障害…
日時: 2012/08/09 10:40
名前: 黄葉
参照: http://wwwelephant1 

登場人物紹介


津川 万桜 つがわ まお
ひょうきんでドジ頭が良くてマイペース人見知りで優等生なために友達がたった一人しかいない今回のお話の主人公


須藤 琴野 すどう ことの
明るくて笑顔が学校で一番かわいいと言われている
万桜のたった一人の友達 自分が思ったことは何でも言える社交性のある子


三上 奏音 みかみ かのん
お調子者で天然で高菜の花みたいなコ
明るくて元気で成績があんまりよくないけれどみんなを引っ張るチームリーダ―な子


森川 聖  もりかわ さとる
自分のことを自慢したりしないゆっくりとした大人な子
話が面白くて相手が笑っていれば聖も笑い
怒っていれば聖も怒れる人の場に立つことのできる人 危険を感じた時のリアクションが…


【プロローグ】(長め)



私は記憶を失った
一部だけでなくすべて
それは私が理科室の掃除を一人でやっていたことからさかのぼるんだ

みんな私のドジ話聞いてくれる?

放課後
「お願い万桜お願い!」
私は親友の琴野に万年の願いをされている
理科室の掃除…
自分は彼氏と遊びに行くからと言っているからこちらとしてたった一人の友達の願いは聞くしもない
「いいよ」
こういう時断れないのが私の弱点
弱み
そう私は津川 万桜 (つがわ まお)
ひとりだけの親友 須藤 琴野 (すどう ことの)
ということで私は

頑張って掃除に入ったことを説明しなくちゃいけません
今考えると…琴野に頼まれて断ればよかったかもしれない

「今日琴野の代わりに私…津川万桜が掃除します!よろしくお願いします」
恥ずかしがりでひょうきんで人見知りな私はどうしようもなくうつむく
「わかったまったく須藤のやついいわ私たちとガンバろ」
「…三上さん よろしくお願いします!」
「三上さん?暑苦しい 万桜と奏音で行こう」
「いいんですか?」
「いいよいいよかしこまらなくて 優等生でいい子ってところは掃除に必要シナイの 奏音仲間が増えて頑張っちゃう!」
テンションが上がったのか奏音は(かのん)棚にあった実験用具みたいに下が丸っこくて上がほっそりしているビンに入ったへんてこな液体を
倒してしまった
そこの真近くにいた私がゆっくりマイペースなためによけそこなった
「危ない!万桜」
「危ないぞ津川」
横にいたもう一人の男の子が叫ぶ
ガッシャーン
叫ぶ暇もなかった

これが私の人生最大の「不幸」なんです
続く

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