大人オリジナル小説

原発にこわされた世界
日時: 2012/08/20 17:29
名前: 空

2017年
この場所ができた。

偽物の空と、偽物の太陽。

そして、選ばれた人間。動物、植物。

外にはもう出ることはできない。
いくつもの壁に囲まれた場所。

そう。ここは 日本‥‥‥‥

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Re: 原発にこわされた世界 ( No.2 )
日時: 2012/08/24 18:49
名前: 空

私はもう長くは生きれないらしい。


「カイ‥‥‥」


「ユメ!大丈夫か?」


「うん、でも外に行かないと。」


「そう‥‥‥か。」



私は壁の向こうに行くらしい

けがをした人や、何か病気を持っている人は‥‥‥
よっぽど有名人じゃないと『外』に生かされる。


外はもう生きることができないぐらい‥‥
汚染されているらしい。

原発事故が起きて
日本はどこにも安全な場所がなくなった。

日本政府は何もしなかった。

その時。1人の人が言った。

『どこか、まだあまり汚染されていない場所を
 徹底的に除染し、その場所を壁で囲み、その中で暮らそう。』

そのなにげない一言が実行された。


「ユメ!俺も行く!外に。」


壁の中に住める人数は限りがある。


だから、政府は病気やおおけがをした人は外へ
つきそいは1人まで。


「いいよ、迷惑でしょ?」


「じゃあ。誰がつきそいとして行く?」


「‥‥‥1人で行くよ。親もいるし」


私の親は外にいる‥‥‥‥



壁の中に入れるのは。


有名人や将来きたいのある人


私は成績がよかった。


それは学年1位と言うものではとどまらないほど。



そして、1人だけ一緒に行ける

その1人を選ぶ時


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



「お願い!ユメちゃん!うちのカイも
 どうか、壁の中へ!」


私の父親はもう死んでいる。

私はお母さんと行く予定だった。


「でも‥‥‥‥私!」


「いいのよユメ。カイ君と言っておいで」


「でも!お母さん!」


私は結局お母さんをおいて来た。

「お母さんは体が弱いから‥‥‥‥
 きっと。行ってもすぐにここに戻って来ちゃうわ」


私はカイと壁の中へ


「ご、ごめんな。ユメ」


「いいよ、別に」


「でも!」

「いいってば。いいかげんうざいよ!」



・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



「私。お母さんに会ってくるよ」








私は1人で壁の外へ。





‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥でも

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