大人オリジナル小説
- 心の裏側~8つの闇~
- 日時： 2012/11/03 20:31
- 名前： 水菜 涙
初めまして、『水菜 涙』です。
このサイトで小説を書くのは、
今回が初めてです。
グダグダになると思いますが、
ご了承を((
今回は、『人間関係』をテーマにした
お話に挑戦します。
【諸注意】
*このお話は、区切りでside(つまり語り手)が変わります。
*sideが変わると時間が戻る場合が有ります。
【登場人物とテーマ】
*山中拓人…謎
*瀬戸友希…友
*京極鳴海…夢
*森直也…恥
*本田美姫…愛
*一色佳奈…光
*内村涼加…罪
*稲葉玲花…死
その他もろもろ…(笑)
- Re: 心の裏側~8つの闇~ ( No.2 )
- 日時： 2012/11/03 21:19
- 名前： 水菜 涙
【友】…友希side
「ｴｲｯ、ﾔｰ」
掛け声とともに相手を回し投げ。
汗臭漂う稽古場に、一際目立つ人が。
鳴海「あっ、友希!何してんの?」
彼女は京極鳴海。
この柔道の稽古場で最も強く、男の僕でも憧れる存在。
友希「何って、柔道の練習に決まってるでしょ。」
鳴海「ハハッ、そうだな!」
僕が柔道を始めたのは、2年前。
小5の時になる。
当時、稽古場でも学校でも
小柄な僕は馬鹿にされた。
中学になって、父の転勤で引っ越してきた僕。
また、馬鹿にされるんだろうな、と
嫌々ながら初めて行った稽古場。
そこには、男を相手に戦う彼女がいた。
その瞬間、僕は彼女に一目惚れした。
女の子でも、小柄な僕でも勝てると、
初めて教えてくれたから。
同じ学校だと知って、子供らしく
『友達になってください!』と言った僕に笑いながら
『良いよ』って言ってくれて。
今、僕が学校や稽古場に来る目的は
もしかしたら鳴海に会いに来る事かも知れない。
だから、誰よりもはやく
君の変化に気付いたんだ。
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