大人オリジナル小説
- 〜生〜(コメント御願いします!)
- 日時: 2012/11/23 15:46
- 名前: 宮下優雅
☆登場人物☆
・私(宮下優雅)♀
・史夕(みゆ)♀
・女友達(番号分け)
・高橋先生
・池田先生
・男友達(番号分け)
〜それでは、ノンフィクションの物語をどうぞご覧下さい〜
始まりは、いつもと変わらない、何の変哲もない生徒会後の事だった。
副会長の私と書記の史夕は部活動の顧問:高橋先生が個人面談で
有ることをいいことに生徒会室で話していた。
史夕は言う。
「一日って長いよね!!イヤになっちゃう!!あははっ」
史夕は、私と正反対で、ポジティブで明るく、いつも話しの中心だ。
私は皮肉混じりに言った。
「史夕みたいに明るいと、友達作りやすい分、虐められやすいよね」
史夕の様子が変わったのを私は見逃さなかった。
「どうかしたの?いつも異常に明るいけれど・・・」
史夕は、何かあると必要以上にげんきにふる舞うのを私は知っている
「・・・死にたい」
史夕の一言に、私は耳を疑った、訳がない。
実はここ数日感づいていたのだ。
「史夕、私、あんたのこと信用してる訳じゃないけれど・・・」
これ、見て。とわたしは腕を突き出した。
私の腕には無数の傷跡がある・・・もちろん自分でやったものだ
「死にたいの?史夕・・・それは正直なココロなの?」
私はそこで喉が詰まった。史夕は泣きながら言う。
「優雅はっ・・・優しいよねっ・・・泣きそうになると声が詰まるの、
私、ちゃんとっ・・・知ってるよっ・・・うっ・・・」
ガラッ・・・・!!
生徒会室の扉が開いた。
「・・・池田先生・・・」
私はとっさに守備体制に入った。
「まだいたのか、女子@が探してたぞ」
池田先生に言われ私たちは教室を後にした。
「いいよね、優雅は池田先生のお気に入りだもん」
「え!?むしろ嫌われているような気が・・・」
「男子@が嫉妬してたよ〜!!」
体育館に行くと、女子の団体が待ちかまえていた。
やっぱりか・・・私は思った。
「史夕、私のことは信用するなって前々から言ったよね・・・」
後頭部に強い痛みが襲う。
「・・・信用していないなら、私を置いて逃げな。・・・っ
早くっ!!」
史夕は泣きながら声にならない声で、
「先生に、来てもらうからね」
といって逃げた。
私が読唇術を使えるのを史夕は知っていた。
意識がもうろうとする中、私は倉庫に閉じこめられた。
手足を縛られ、叫ぶほどの力もなく・・・。
「その話は本当か?」
高橋先生の声がする。史夕が泣いているのも分かる。
私は力を振り絞り、ポケットに入っているカッターをくわえた。
脚のロープを切り、手のロープも切ろうとした。だが、助けは
来て欲しくなかった。
制服を破かれ、ココロも引き裂かれ、布を羽織り、
ロープを高いところに結んだ。
そのとき、扉が開き、淡い光が室内に流れ込んだ。
「優雅・・・制服は・・・っ」史夕は腫れた目で私を見つめた
「早まるな!!」と言われ、私は高橋先生に取り押さえられた。
「誰がこんな酷いことを・・・」布一枚の私を見た高橋先生は
そう言いながらも勃起していた。
人間は何故こんなに醜いのだろう・・・。
それから私と史夕VS先生達と女子達の戦いは始まった。
〜続く〜
Page:1