大人オリジナル小説

親友の裏の顔は、学校の支配者だった。
日時: 2013/02/14 16:16
名前: セレビィの悪雄 ◆XbPTCH0zk6


 鬱陶しい風が吹き続く。なんか嫌な風だ。

 “この”風はやはり、支配者現るか--------------・・・



  私は孤独だった。友達をつくる勇気さえ出ない。体育のペア組や移動教室などは一人だった。

 そんな孤独な私に手を差し伸べた、一人の少女がいた。

 彼女はこう言った。


 『なんで一人なの?』

その質問に私は吃驚した。からかいに来たのかと思いきや以外な質問に体が無意識にそわそわと動く。
私は答えた。
 
 『友達を作る勇気がない』

 沈黙が続いた。少女は目を丸くした。会話が終わったと思った。少女は笑顔で


 『じゃあ私と友達になろうよ』

 初めて言われた言葉に目から涙が出た。悲しいことじゃない、嬉しいのに、嬉しすぎて涙が出た。

 少女はまた笑った。

 『泣くことじゃないよ』

 私たちは“友達”になった。

 少女は頻繁に私に構うようになった。

 そして、私たちはかけがえのない“友達”から“親友”になった--------------------。

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