大人オリジナル小説

クラス『格付け』ゲーム
日時: 2013/05/06 11:28
名前: ちくわ


それは、何時から始まったのか。

誰の手で始められたのか。

何のために始められたのか。


       それは誰にも、分からない。



『この地獄のゲームの、支配者はだぁれ?』


馬鹿馬鹿しい、そして生々しい、地獄のゲームの『プレイヤー』となってしまった少女たちの物語。

少女たちは、ゲームに『汚染』されてゆく。
『最後まで正気を保てるのかなぁ?』





『無理に決まってる。』

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Re: クラス『格付け』ゲーム ( No.3 )
日時: 2013/05/06 12:19
名前: ちくわ

その日の放課後。
私達はいつものように帰宅しようとした。だがそれは許されなかった。

何故なら、こんな紙切れが机の中に紛れ込んでいたからだった。
その紙切れには文字が並んでいた。鉛筆で書かれたつたない独特の字が。
その文字は順序よく並び、「文」となっていた。
その文を丸写ししてみる。

『こんにちは、神田早苗さん。
 突然こんな紙っきれが届いてびっくりしました?
 まぁ面倒くさい前置きは抜きにして、早速本題に入ってしまいましょう
 ね。
 2階の一番右隅の空き教室に来てください。
 それは何故か。あのね、私とっても面白いゲームを考え付いてしまった んです。知りたいでしょう?でもね、これすっごく複雑なルールなんだ ぁ。だからね、長いことは空き教室に行ったら分かると思う。っていう か絶対分かるよ!えへへ、じゃあ放課後に空き教室に来てね?
  
        絶対ね。            
                       イラカ」


何だ、これ?イラカと言うのは名前らしいが、…変な名前だ。イルカの書き間違いか?いや、それはあり得ないだろう。
気になる。



何をされるのかは分からないが、取りあえず行ってみようと思う。






私は知らなかった。
その紙切れが、これからの地獄のゲームの始まりとなるコトに。

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