大人オリジナル小説
- 暴力?いや、愛ですから。
- 日時: 2013/05/12 15:24
- 名前: 黒ずきん
愛華side
ああ・・・。
あの日の君は消えたんだね。
サヨナラ。アノヒノキミ・・・・。
太一side
これは暴力じゃないよ。君への愛なんだ。
あの日の君の笑顔は消えたんだね。
サヨナラ。アノヒノキミノエガオ・・・。
こんにちは。黒ずきんです。
暖かい目で見守ってやってください。
コメ、待ってます。
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- Re: 暴力?いや、愛ですから。 ( No.1 )
- 日時: 2013/05/12 15:41
- 名前: 黒ずきん
愛華side
「た、ただいま。」
家に帰ると、私の声は震える。
あの、目線が私に刺さることに恐怖を感じるとともにこれからどんな事をされるのかが不安だ。
「・・・お帰りなさい。八時五十分・・・だね。十分前か・・・。おいで」
彼の笑顔で私の緊張は解ける。
八時五十分か・・・。前は、九時五分だったからなー。
私が、もしも九時までに帰らなかったら・・・。そう思うとゾッとする。昨日の夜は、大変だった。
「今日は、仕事どうだった?」
「楽しかっ・・・ごめんなさい。嘘。やっぱり家のほうがいいって思った。」
やってしまった。彼の目が急に変わった。あの、目は私にとって恐怖の目。
「正直にいいなよ。楽しかったんだろ?」
「ちがっ・・・。」
私は、彼の目を見て凍りつく。
「正直に・・・って言ってるだろ?」
「ご、ごめんなさい。」
「・・・。」
「許して・・・下さい。」
「・・・。」
今夜、私は昨日の夜と同じく恐怖で怯えることになる。
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