大人オリジナル小説

太陽の欠片...。
日時: 2013/07/31 14:47
名前: 六花。

  

 【人は何故、憎しみの感情を持ったのか。】

 【人は何故、嫉妬心を持ったのか。】

 【人は何故、いじめをしてきたのか。】

人の感情は時に喜びを与え、時に…
          
                 悲劇を生み出す。
恐ろしく無残な人間たちのお話…。

☆小説、初投稿です(*≧▽≦*)
 マイペース投稿になるかもしれませんが(汗
 私が思ってることをこの小説に詰めたいなと思ってます。
 頑張って書きますので、皆さん暖かく見守ってください!

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Re: 太陽の欠片...。 ( No.1 )
日時: 2013/07/31 15:19
名前: 六花。

1パーツ...。【信用】

ピピピピピピピッ...

また、朝が…来てしまったんだ。
何も変わらないまたいつも通りの朝が。
太陽は1日も欠かさず、私たちの元へと来る。
とても明るい光を放ちながら…。

けれど私は、そんな太陽が嫌い。
何があろうと明るく元気に毎日を過ごしている。
明るくなんて生きれない。
元気になんて生きれない。
私の事を何も知らない太陽が毎日を悠々と過ごしているのを見ていると
腹の底から怒りがこみ上げてくるような感じがする。

太陽なんて所詮、ただの光だ。
太陽なんていなくても…いいんだよ。


「愛歌〜!早く起きて学校行きなさい!」
毎朝同じ言葉を言ってくる母。
学校なんて行きたくない…、そんなこといえるはずがない。
母は私にいい学校に行ってほしいんだ。
まもなく高校受験を控えてる中学生が、学校を休むなんて
もっともだ。
母の期待にこたえなければならない。
ある意味それも私の疲労の1つなのだろう。
「今から、行くよ。」
心の中では少しも思ってない言葉。
棒読み混じりで母にそう答えた。
「じゃあ、行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
飽きるほど見た通学路。
徐々に私と同じ制服を着ている生徒たちが増えていく。
あー。今日も始まるんだ。
あの心が冷たくなるような戦いが…。

学校に着き、靴箱を見る。
「まただ…。」
靴箱の中にはねずみの死骸と、画鋲の山。
ねずみはどこから拾ってきたのだろう。
私のせいで、このねずみが…。
「うっ、ゴホゴホッ…」
そのまま私はトイレに直行。
きちんと眠れてないうえに、ねずみの死骸を見た私には
一気に吐き気と頭痛が襲ってきた。
「うっ、うえ…ゴホゴホッ…」
体調が悪いといって学校から帰りたい。
でも今はそんなことなんてできない…。
「あっれ〜?このトイレの個室から変なにおいがするんですけどぉー!」
「うっわ〜誰かがアレしたんじゃない?www」
「きったな〜い!!!」
「あっれ〜人がいるよーww」
「この人が臭いんだ〜汚い〜。」
「じゃあ、水をかけてあげようかー!」
「賛成―――!!」
バッシャッ…。
ポタポタ…。
私の体はいつの間にか濡れていた。
背中が凍りつくように寒さが襲ってきた。
「きゃははははは!!!」
「これで、少しはきれいになるんじゃない?」
「そーだね〜wねーあいかぁ〜!」
やっぱりあいつらだ。
こんな事をするのはあいつらしかないと思っていたけど。
「あいか〜きれいになったでしょ?」
・・・。
「おい!返事しろよ!!!もう一回水かけんぞ!」
「ご、ご、ごめんなさい…。
 きききききれいに、な、な、なりました…。」
「あはははは!そっか〜よかったね〜www」
何にも言い返せない自分が腹立たしい…。
こんな時期に問題なんて起こしたくない。
もともとこうなったのは…
            私のせいなのか?

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