大人オリジナル小説

【暖かい文章募集中】ぶりっ子虐めは常識です【キャラ募集】
日時: 2013/07/31 17:06
名前: ゆうり ◆LBuVCRRh..

「暝枦ゎお姫様なんでちゅよ!虐めていいとでも思ってるんでちゅか!?」
お構い無しに赤くて痛くて気持ち悪い罠を振り掛ける。
「結城 暝枦(ゆうき めいろ)・・・ぶっ潰す!」
赤くて痛くて気持ち悪い罠というのはこれのこと。私は大量の虫とトマトと針を打ち込みドアを開けずに去って行った。




(挨拶)
投稿するのは初です。ゆうりと申します!!
今回は虐めを書いて行きます。下手ですがよろしくです!

(暖かい文章募集中について)
私はアリア様の大ファンなのですが、ある人にアリア様のアイディアやキャラ設定をパクられています。
なのでアリア様に短くても長くても長すぎてもいいので暖かい文章を送ってくださると嬉しいです。パクった人が謝るまで募集します!

(お知らせ)

多分今日の17:00にオリキャラ募集します。

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【暖かい文章募集中】ぶりっ子虐めは常識です【キャラ募集】 ( No.22 )
日時: 2014/09/27 11:20
名前: ゆうり

暝枦side 『暝枦過去編』 (早いけど…)

背中に気配を感じた私は、振り向こうとする。刹那、背中を押されて水の中へと突き落とされる。
肌に触れるのは、冷たい水。大嫌いな水の中で、騒ぐことなく沈んでいく。
一瞬だけ見えた、突き落としたと思われる子…望愛(のあ)のあざ笑う顔が見えた。

意識が遠のく……。




「……」
「暝枦、食器終わったら洗濯お願いね」
「かしこまりました」

五歳の頃から私は、家庭の事情でメイドのように扱われた。
休む暇なんてなくて、だから仲の良かった友達とも遊べなくなって、友達に冷たい目を向けられていた。
その頃から性格が暗くなって、そのくせに根性は強くて。
だから根性だけしか自分を支えられなくなった。

当然いじめも受けた。そのうち家でも扱いが更に酷くなっていく。
水泳恐怖症になったのは、水泳の自由時間の時に水中の中で蹴られ叩かれ、気絶させられるまで酷く当たられたから。鼻に水は入るし、手足に自由はない。
そのうえずっと水中の中だから息ができないし。
目も痛くて、目を覚ますまでに三日かかった。怪我もしていて、酷い状態だったらしく三日眠っている間は病院にいたらしい。
一週間で退院し、そこからまた酷い仕打ちを受けて。

水泳の自由時間の時は必ず怪我をしたし、気絶することもあった。

家は普通の一般家庭に戻ったけれど
私の心の傷は戻らなくて。



その時ネットで見つけたのは、「いじめられっ子のためのサイト」。
いじめられっ子しか入れない、いじめられっ子同士で支え合うサイトだった。
私は早速相談をした。
最初に来てくれたのは、ぶりっこの子だった。

「私は小さい頃から親に蹴られて、学校では毎日脅されたりしながら生きてきました。私はどこにでもいるような平凡な子だったから取り柄なんてない。弱虫だし、泣き虫で、そのくせ強がりです。だからぶりっこして生きていきます。弱虫だし泣き虫だし強がりだけど、ぶりっこみたいにいつだって明るく生きていくことが私の支えです」

そう書き込まれていて、親に相談した。親はぶりっ子でもいいと言ってくれて、私の人生は変わった。

でも、それも三日で終わる。更にいじめられるようになった。
ほかの学校に転校する一か月前に、私は薬を飲んで死のうとして、胃洗浄で助けられた。
正直生きることが辛くて、でも明るくいようとわざとぶりっこした。
いじめをなくそうという呼びかけもどうせ無駄だ。
いじめに抗えば更に叩きのめされ、いじめを受け入れても収まらない。
この世界からいじめが消えることはない。消すことは不可能なのだ。









私をいじめてくる人たち。
ぶりっ子が悪いという考えならそれは間違っているんだよ。
おかまだってぶりっ子だって、違う自分になりたいからその姿を望むんだよ。





……でも結局私の理解者は数少なくて、私を嫌がる人たちは絶えないんだ。






「小梅……」








理解者の名前を、力なく何度呼んできただろうか。
数えるのを諦めるほどだろう。



私が幸せになるとすれば、それはきっと息をすることをやめて、全てを投げ出すこと。
でも私はそれを望まない。







「大丈夫?」
「小梅……?」


ハッと目を覚ます。目に飛び込むのは見慣れた顔と白い天井。



「またか……」


力なく呟いて、静かに笑う。
私の大得意な作り笑いだった。

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