大人オリジナル小説

誰より格好悪くても
日時: 2013/08/28 19:42
名前: 藻くず。


悲しいなら、
目一杯泣いて良いから。


辛いのなら、
我慢せず逃げて良いの。


だけど、
一握りの勇気が湧いたなら。
上を向いて笑って?



きっと、お日様をたくさん浴びて生きて。
―――――――――――――――――――――――――――――――
逃げ道なんて有り余るぐらいありますから!(どやぁ)
別館来るの初めてです、藻くず。、と申します。
いじめ系ではなくですね、こう、日常の…日常のアレです。←

こう生きれたら良いなっていうお話、意気込みとしては。
メッセージ性の強い作品に仕上げ…られれば良いな、と。

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彼女 ( No.2 )
日時: 2013/08/28 20:19
名前: 藻くず。

「勉強したって、
大事なことは何一つ学べないのさ」


 …あ、名言?

 良いこと言ったわ私、と親指を立てたら、
 鈴のデコピンをお返しに頂いた。

 
 今日の鈴はポニーテールだ。
 校則違反はせず、無難に茶色のヘアゴムで括っている。
 …スカートの丈はギリギリ校則違反だけども。
 相変わらず長い前髪は地味なヘアピンで誤魔化して…

 いや、そういうお洒落だったっけ?



「うわ、うわっ。語がキモいわー」

「ヒドっ!」

「だって本当じゃん。意味分かんないこと言って」



 
 うん、やっぱり鈴は女子だな。
 私が中々分かり合えない方の。


「そだ、語。
今週末、買い物にでも行かない? 暇?」

 話題の変化が凄いのも、いつも通り。
 もう慣れたもので。

「土曜日日曜日、家族で出かけるんだ。ごめん!」

「まぁた?
まあ良いよ、じゃあ誰誘うかなぁ」



 私は一度も、鈴と遊んだことがない。

 だって金かかるし。
 私服も…私はユニ○ロばっかりでとてもとても。
 さすがに、バレる訳にはいかない。



「まあ、楽しんできてよ」

 毎回添える言葉を付け足して、私は机に突っ伏した。

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