大人オリジナル小説
- 学校と言う名の地獄
- 日時: 2013/09/13 17:14
- 名前: & ◆waj.oV74OY
ー プロローグ −
人間って、生まれたときから決まってるその子のランクは。
生まれたときからみんなに好かれる人気者の子と。
生まれたときからずっとひとりの子。
それは変えられない。
そんなランクを正確に表すのが「学校」。
そう思ってた。
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- Re: 学校と言う名の地獄 ( No.2 )
- 日時: 2013/09/13 17:51
- 名前: &
ー 第一話 当たり前の日々 −
今日も、いつもと変わらずふつうの日。
私たち一軍にとってはだけど。
一軍に嫌われて一人の子たちはどうなのかは知らない。
可哀想だとも思うがこの空間を壊すのは、ただの自殺行為。
だから見れ見ぬフリ。
未来「彩華〜!!」
彩華「あっ夏美おはよ。」
夏美「あのね、さくらが、ウチらのクラスのあの斉藤凜!無視だって。」
彩華「今度は何が起きたの・・?」
夏美「あのね、なんかアイツこのごろ調子乗ってんだって!」
彩華「はいはい。OK!」
夏美「未来とか舞歌にも言わないと!」
こいつら何言ってんのって思う?
これはふつうの出来事。
さくらが支配するこの6年生。
でも私たち一軍グループは全く関係ない。
さくらの「お気に入り」だから。
その凜華って子はお気に入りでもないのに調子に乗りすぎたの。
そんなやつは排除しないといけない。
凜「未来ー!彩華、夏美、舞歌!あのね・・」
私たちは無視した。
未来「あれー?今だれかしゃべったー??」
夏美「虫の鳴き声じゃなーい!?」
彩華「いや、ごみが泣いてんじゃね!?」
舞歌「ウケるー!」
未来「彩華さいこー!さすが学年一位」
凜「あ・・やか・・?」
夏美「あー!またごみが泣いてるよー!?」
舞歌「キャハハハ」
凛「な・・つみ・・」
未来「ついてくんじゃねーよ!きめーんだよ。」
凛「なんで・・?」
彩華「あのねーさくらから制裁命令が下ったの!あんたに。このごろ調子乗りすぎだって。かわいそーだけど、我慢してね?」
未来「あんたもこれで3軍入りけってー!」
舞歌「じゃぁねー!」
凛はこの世の終わりのような顔して茫然と突っ立ってた。
私はこんなことしてると自分が嫌になってくる。
この生き方でいいのか。
でも、2軍や3軍なんて嫌だから。
私は必至でここについて行ってる。
これは「いじめ」なんかじゃないって思って。
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