大人オリジナル小説

学園のアイドルは奈落の底〜キミ、イキテルノ?〜
日時: 2013/09/14 19:16
名前: カナ♪
参照: ぜーんぶ実話だよ!

この物語は実話です。
毎日たいへんです。



登場人物


西條 あかり

いじめの標的、元アイドル。とても可愛くて、ひそかにかばう人もいるとか、いないとか!?


近藤 悠太

いじめ主格。あかりが嫌い。あかりをかばう人ももちろん嫌い。


小倉 愛望

あかりの幼馴染。もちろんかばう。少しKYなところもある。



いろいろとあとはいます。
もう一度いいますが全部実話です。
まあ、あかり=私です。

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Re: 学園のアイドルは奈落の底〜キミ、イキテルノ?〜 ( No.12 )
日時: 2013/09/14 20:17
名前: カナ♪
参照: 本当につらくなってきました……

 日を追うごとにあの言葉の重みが増える。胸が痛くて、連休も楽しめるもんじゃない。そんなとき、近所で出会った。
「夏子?」
 夏子っていうのは、友達。優しいはず。
「え?あかりだよね?あかりでしょ?」
 そうだよ、私はあかりで、あかりは私なの。
「うん、あかり」
「……ごめん。二度と話しかけないで。嫌いだから」
「!」
 目の前の景色が揺れるようだった。そっか、私なんて誰もいらないんだ。あかりと私はいらなくて、お互いが相手のことを好きなだけなんだ。
「じゃあね、ブスやろう」
「……なつ……こ……」
 あの日の馬鹿な男子たちと同じ呼び方。嫌だ、いやだいやだいやだこんなのげんじつじゃないながいはくちゅうむだよ あかり、落ち着いてよ。アカリはなんで落ち着いてるの?私落ち着けない。
「あかりちゃ〜んっ」
「愛望……」
「なっちゃんひどいよねっ!愛望絶対うらぎらないからぁ」
「……でしょ?」
 何か、いってしまった。とまらない。あかり、やめてよ。
「え?」
「どうせ一緒なんでしょ!?私のこと嫌いなんでしょ!?もうちかよんないでよ!」
「……ひどいよぉっ!もうお友達やめるからぁ!」
 大きな後悔と、少しの満足感と、わずかな虚無感が、胸を襲った。

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