大人オリジナル小説
- 耐えられないけど耐えるんです
- 日時: 2013/09/30 01:47
- 名前: うさ
僕は 貴崎 沙織。
いじめにあっています。
一人称が僕だから??
人より頭が悪いから??
理由はわかりません。
でも僕は、僕には皆にはない物をもっています。
それは何だか内緒です。
だってさ、それを知るころにはみぃんな
死んじゃうんですから。
- Re: 耐えられないけど耐えるんです ( No.4 )
- 日時: 2013/10/10 11:20
- 名前: うさ
あれは今から3年前だったか。
僕はよく覚えていません。
でもあの事件が起こったあとのことならよく覚えています
あの事件のあとはとにかく血まみれだった
肉片と真っ赤な赤だけが目に写った。
もうそろそろ限界だよ。
「ねぇ。時哉。」
自分の部屋の片隅でそう呼び掛ける。
_あれ?どうしたの?君から俺を呼んでくれるなんて珍しいね_
時哉と呼ばれるその人はクスリと口角を上げた
「辛いんだ。助けて…」
_ふぅ〜ん。あの日は怖くて僕を封じ込めた癖に助けてなんて言っちゃうんだ_
「あのときは…ごめん…でもこわかった」
_まぁ、でも佐織は弱虫だからね。俺と佐織は一心同体なのになぜこうも違うのか_
_いや、まあ違うから俺を生み出せたのかも…_
時哉は難しそうなことを言ってうーんと指に顎をのせた
「ん?なにいってんの?」
_しかも沙織馬鹿だしね_
「は!?」
あまりの不意打ちに声を上げた。
僕と時哉は同一人物だ。
僕が時哉で 時哉が僕
僕がストレスを溜めすぎるといきなり彼がやって来て僕の体を奪うんだ
それから僕は周りが見えなくなって気がついたら血塗れの場所にいる
つまりこれは二重人格だ。
僕はストレスを溜めて時哉はそれを発散する。
そういうこと。
_じゃあいつ入れ替わろうか_
「明日でいいよ。」
_おっけー。久々の外楽しみだなー_
そして僕らは眠りについた。
PR