大人オリジナル小説

命なんかいらない!
日時: 2013/10/07 20:02
名前: ホウセンカ

登場人物
・吉田 愛(あい)

・笹野原 由衛(ゆえ)

・斉藤 嘉穂(かほ)

・神田 優香(ゆうか)


*プロローグ*

なんで皆は私をいじめるの?
解放してよこの日々を。
もう命なんかいらないよ!

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Re: 命なんかいらない! ( No.4 )
日時: 2013/10/18 21:33
名前: ホウセンカ

#4

私は雨の夜道を一人で歩いている。

「あ…。吉田さん。」
傘をさしてボーットした目で見つめているのは
神田 優香。
同じクラス。
私のクラスはみんな私をいじめるが、優香だけはいじめない
「そんなところにどうしたの…。」
私は嬉しかった。
誰でもいいから心配してくれる人が欲しかった。
ありがとう・・・
目から涙を流した。

「実は…」
今までのことを全部話した

「…」
黙って私の手をつかみ引っ張っていった

「どこにいくのっ!?」

ついたのはごく普通の2階建ての家だが、森の中にあって、ひっそりしている。誰も住んでなさそうだ。

「私の家。」
その家に指をさしながら言った。

「え…。」

「…」
また私の手をもって引っ張り始め、家の中に入った。

家の中にはテーブルとテレビ、キッチン、風呂、トイレしかない。

「2階…」
2階へいけということなのだろうか

「いくの?」

「・・・」
こくりとうなずいた。

テクテク(歩く音w)

「−−!」
私は声がでなかった。
2階には押し入れ以外何もなかった。

「・・・」
優香は押し入れから布団とタオルをとりだし、タオルを愛に渡し、布団を床の真ん中にしいた。

「ふいて。あとここで寝て」
ぼそっといった

「いいの?」

こくりとうなずいた
「でもお母さんとかは?」

「いない」

「いない…いないの?」

「交通事故で両親はなくなってる。一人ぐらしだ」

「え」
声もでないほどびっくりした。
一人で暮らしているのが何よりもすごい。

「とりあいずここで寝ろ。」

「うん。」

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