大人オリジナル小説

薄汚れた友情、そして家族への愛
日時: 2013/11/27 22:31
名前: 遊乃@ねこ ◆GG34uzHtxM

初めまして!
森comの雑談掲示板の方でネコとしてやらせてもらってます。

ここで森comの友人が小説を出していたのでね。
あ、文才なんて持ち合わせてませんぞよ

そしてキャラなどは登場しません。
名前がないモブ存在ですねわかります。


目次

>>1 僕の存在価値
>>2 僕の存在価値-友情編-

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Re: 薄汚れた友情 ( No.1 )
日時: 2013/11/27 22:29
名前: 遊乃@ねこ ◆GG34uzHtxM

僕に存在価値はあるのだろうか。
"そんなもの 僕にはないよ"

そんな声が脳内で響きわたる。
かれこれ一年は経っただろうか。
いや、もしかしたら二年かもしれない。
時間の感覚も次第に薄れつつ、僕は自分の部屋に籠っていた。
たまに部屋から出で喉を潤しに行ったり
空腹を満たしたりなんてことはするが、
滅多な事では部屋から出なかった。


最初の頃は心配していた母も僕への心配なんて感情は
全て消え去り、母…いや、彼女の性癖である
男性を取っ替え引っ替えしてしまうという事に夢中になっている。
世に言う『ビッチ』だ。

僕はそんな母が好きでもあり嫌いでもある。
しっかり部屋の前に夕食や昼食を置いといてくれる。
性癖に明け暮れてる場合もキッチンに
しっかり僕の御飯は置いといてくれる。
こういうところは、まぁ好きだ。


だが、嫌いなところ。
僕には一人の姉がいる。
容姿端麗、成績優秀…さらには運動神経が優れている。
この姉は僕にもとても優しく、母や父以上に大好きな人間だ。
そして母はそんなパーフェクトな姉を贔屓するのである。



小さな頃から成績成績。
成績が悪い人間に与える飯はない。
僕は比較的標準な成績だったが
母は、姉に比べたら僕なんてただの塵に過ぎないんだろう。
"お姉ちゃんはいつも偉いわね。"

姉の事は引っ切り無しに褒めるくせに。
僕には罵り言葉を与える。




…こんな僕はこの家族に必要なのか?

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