大人オリジナル小説
- 冷静美人はイジメの標的なのです。
- 日時: 2014/02/05 16:43
- 名前: アダマンタイマイ ◆tO3R6Bedcc
初めまして、アダマンタイマイです。
私の特徴は・・・
・文才がない
・経験がない
・読者の経験ならある
・文が中二臭い
・キツく言われるとヘコむ
です。
キツく言われちゃうとヘコんじゃうので、なるべくアドバイスは・・・優しくお願いしますう・・・!
じゃあ、人物紹介。
「志染 麗那 ジジミ レイナ」
冷静で冷徹。
もの静かで冷たいイメージが定着している。
この上なしの美人。
「鈴木 心寧 スズキ ココナ」
イジメリーダー。
・・・醜い容姿だ・・・
・・・2人。
この二人が中心になります。
ブスの言い方がわからなくて・・・醜い容姿に・・・
そ、それでは!
- Re: 冷静美人はイジメの標的なのです。 ( No.8 )
- 日時: 2014/02/07 16:02
- 名前: アダマンタイマイ ◆tO3R6Bedcc
第一章
第一話
「はぁ・・・」
私は小さなため息をついた。
毎日、毎日、飽きもせずに。
机には、大きな太文字で、暴言がかきなぐられている。
(死ね、消えろ・・・?フンッ、こんなに太字で書いてくれて、丁寧に、ご親切に!)
私は頭の中でまで、ヒステリーに皮肉った。
書いた張本人の心寧達はニヤリと笑い、私の反応を楽しんだ。
心底では怒鳴りたいところだが、顔には出さず――――出せず、セッセと消し始めた。
私が怒鳴るとでも・・・悲しむとでも思ったのか、心寧は私の感情を思い通りにコントロールできず、不満そうな顔をした。
(悲しむわけない――――私が――――この、私が。)
私は心の中では心寧たちをレベルの低いものだと認知していた。
こんな古典的なやり方、幼稚すぎることに気づいていない。
最も、大人に生きようと努力している私は心寧をしたに見ている素振りを見せないし、見せようとも思わない。
きっと、彼女たちは誤解している。
私が、彼女たちを恐れているとでも、思っているのだろう・・・。
私はゆっくりと嘲り、席に着く――のではなく、泥を拭き落としてからちゃっかりと席に着いた。
「え?」 「いつ終わんの?」
「マジで〜」 「分かんない〜」 「無表情だよ」
「怖いわ〜」 「麗と心寧、麗ガンバッー」
「イジメとか、やってる方キモッ」
女子のヒソヒソ話。
「麗」 「麗が可愛い」 「心寧とか、なんなの?」
「俺ら、助けるよなぁ」 「麗が望んでると思うのか?」
「マジ冷静じゃん」 「ここなキモいw」
男子のヒソヒソ話。
嗚呼、イジメを捏造する事はやめてほしい。
メラメラと燃えたぎる心寧の嫉妬心が暑かった。
クラスの皆には、麗那の麗のじをとって、「れい」と呼ばれている。
心寧は心寧。
イジメだと、私のほうが味方につかれている。男子なんか尚更だ。
私が睨みつけるような目つきをすると、皆はなにごともなかったかのように、ノートと睨めっこをし始めた。
☆☆☆☆☆☆
中休み――――――――
「・・・麗、心寧なんかに付き合ってて、疲れないの?ハッキリ言えばいいじゃん」
読書の最中、手に本を持った、仲のいいともだち、「紗倉(サクラ)」が、話かけた。
「・・・仕方ないの。事情を掴んだら、もう縁を切るよ、紗倉・・・。紗倉、優しいから、汚い心の私と心寧の気持ちは、わからないよ。特に、私なんて、漆黒だもん」
私はニッコリとは笑えない。
つらい過去を持った人間はそうなってしまう。
でも、気持ちは伝わった。
「・・・妹の・・・事・・・?」
紗倉の声は、鳴り響いた予鈴にかき消された。