大人オリジナル小説
- Internetの大事件!!オリキャラ募集
- 日時: 2014/03/27 18:09
- 名前: にじいろ
新しいインターネット系の小説を書かせていただきます。よろしくお願いします!
…と、同時にオリジナルキャラクター大募集中です。大歓迎!
社会問題を改善したいため、ケースを紹介する(フィクションです。)感じの小説です。
荒らしはご勝手にお願いします!
みんな仲良くしましょう!タメ口よし。呼び捨てよし。アドバイスよし。
では始めます。
プロローグ
コンピューターのディスプレイに映ったのはあるブログ。そこに書いてあったのは…
ユリリンのーブログー
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未来学園の記事。
はーい!私、ユリリンです!未来学園にお邪魔しましたー!!
未来学園の文化祭、ちょーやだぁ!癒されなぁ〜い!楽しめなぁ〜い!
ほら、見てよ。この写真!変なお祭り騒ぎ!
添付
わかったでしょ?堕落さ!きもち分かる人掲示板においで!
………………
これをclick!
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これが悲劇を巻き起こすー…!
若者理事長誕生!
陽芽雫21歳。
若者理事長誕生ー。
未来学園の若者理事長、陽芽雫さんー。新顔でこのように語りました。
記者「陽芽雫さん。若者理事長として注目を集めているということですがー…」
ふぅ…。私は新聞を途中まで読んで…捨てた。なんで私が理事長になっただけでー…。
分かってるだろうけど。ひめしずく。21です。
そして、ソファーにゆっくりと座る。そばにリモコンがあった。だから、電源を入れるとー?
『陽芽雫さん。21歳ー…ブチッ!!』
ああ、もう。私の話題で持ちきりでつまらないじゃない!適当に電源を切った私。
今日、初出勤。理事長デビューってこと。考えたくないのに…。
というか、出世したのは嬉しいよね?じゃなくってっ!!
こっちは人手不足でこうなっただけよ!適任者がいないからなってあげただけ!
就職してたった1年。うちの親は定年退職。親が経営者だったから…継いだの。
ごめんなさいね。言い訳ばかりで。さぁ。出なくちゃ。
私はピザトーストを頬張ると自分の部屋で化粧を始めた。
皆の前で
「では、新理事長のご挨拶ですー。」
首をこっちに振られると、私は真っ先に歩き出す。緊張なんかなかった。慣れっこだから。
慎重にステージを上がる。そして、台の前に立つ。すると、みんなの顔がよく見えた。
ああ、4000人程度だっけ?こんなに集める必要ある?
「こんにちは!みなさん、新理事長の陽芽ですー…」
長い。台詞長い。どうみても長い。
あれから、決められた台詞を口から吐き出した。設定されていた台詞を。
すると、歓声が起きた。えー…?決めた台詞を語っただけだよ?なんで?
そして、ステージから降りた。あーあ。緊張が後から来るんだけど…。ま、いいか。
コンピュータのブログ。
『理事長。お電話です。』
「え?あ、分かったわ。」
理事長席から立ち上がる。工事会社からの電話か…。今、理事長室にいた。ついつい、コンピュータの仕事にハマっていた。
5分後
さーてと。休憩を入れようかしら。そういえば、ネットに繋いであるコンピュータだった。
ネット、やってみよう。この学園の評判って?そこは理事長として気になるものね。
調べてみましょうか。
カタカタ……。
キーボードのダイビングを続ける。気が済むまで私は続けた。この学園の悪評判をおびき出すために。
見つかったのは…。
あのブログだった。なにこれ!こんなのないわよ。ウソつき。そして…クリックした。そこにはー…!!!!!
『未来学園をあと1時間で爆破します。』
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- Re: Internetの大事件!!オリキャラ募集 ( No.9 )
- 日時: 2014/03/29 12:46
- 名前: にじいろ
アリスがやってきた!!
失礼しますという声が気がした。今、職員会議中で大変なことになっている。
なのに、生徒がくるなんて…ありえないんですけど…。
そこにいたのは茶色のロング。ゆるふわな髪型。茶色の瞳。
まさに大人の感じだった。
彼女の存在が不思議に思えた。
「新理事長様。ここにいらしたのですね…。私は月読アリスです。」
アリスー…。
茶髪なアリスっていってもおかしくない。なぜか…童話のアリスに似ているような気がした。
あまりにも美人すぎる。肌も真っ白で化粧をしているんじゃないかと思えた。
まさに、モデルの体型。スカウトされそうな能力を潜めているように感じられた。
ー…で。
「私に何の御用でしょう?今、緊急事態なのよ?」
緊急事態。
まさにその状態だった。なのにアリスは何も変わらない。冷静だった。
「そうだぞ!今、緊急事態なんだ!教室で待ってろ!月読!」
数学担当の先生がプンプンに怒り出した。
空気がさらに重々しくなる。
私は彼女の瞳を見据える。
彼女の瞳ーーーーそれは
――――――――――――――――――――燃えていた。
真っ火に燃えるアリスの顔。あまりにも責任感があるような真剣な顔。
この学校を背負うようにーーーーー……………!!!
彼女は帰ろうとしなかった。アリスは、瞳で気持ちを伝える力があると信じているんだ。
その言葉はー…
『爆破予告があったはずです。私も知っています。参加させてください。』
その言葉がピンときた。
ああ、彼女は全力を尽くしたいのだと私にしっかりと伝えていた。
…よし。
「先生、おやめください。緊急事態です、時間がありません。月読さんに手伝ってもらいます。」
皆が私に振り向く。声音は低い。
「月読さん!!」
続く…。
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