大人オリジナル小説
- 私の世界ーいじめー
- 日時: 2014/09/10 19:21
- 名前: ラビット
どうも!ラビットです+。*(*´∀`*)*。+゚
一応これで2作目です。
駄作ですがすみませんm(_ _)m
コメント、アドバイスなど…大歓迎です!
※悪口(中傷)はNG
■目次
エピローグ
>>1
第1話
>>2
第2話
>>3>>4
第3話
>>8>>9
第4話
>>18>>24
■登場人物
名前・如月凛奈
性別・女性
特技・運動
苦手・勉強
性格・素直じゃなくて、梨々香と双子の姉
容姿・黒髪のツインテール
良く見れば、美人なのに、皆に誤解される
名前・如月梨々香
性別・女性
特技・勉強、ピアノ
苦手・運動
性格・優しくて、成績優秀
凛奈と双子の妹
容姿・黒髪で、下にポニーテール
名前・倉村唯兎
性別・男性
性格・女子からのモテモテ
しっかり者で、凛奈の見方
名前・神崎咲
性別・女性
性格・負けず嫌いで、いじめグループのリーダー
容姿・少し、カールのツインテール
名前・理沙
性別・女性
性格・凛奈の昔の友達
昔は優しくて、凛奈の見方だった
今は、いじめグループに入っている
容姿・髪を肩までおろしている
名前・由来
性別・女性
性格・いじめグループの中の1人
容姿・ポニーテール
☆あやっち様からのオリキャラ☆
名前・桐島みのん
性別・女性
特技・運動神経抜群!!【特に体操やダンス等。
体が柔らかい】
苦手・水泳だけは大の苦手。かなづち
性格・正義感が強くしっかりもの
凛奈の味方
気が強い
容姿・スッキリした顔立ち
黒髪のストレートヘアでロング
生徒会長タイプ
☆うさ様からのオリキャラ☆
名前:月詠 唯(つくよみ ゆい)
性別:女性
特技:楽器演奏、歌を歌う事、など
苦手:強がる人、裏切る人
性格:冷静で飾り気がない、いわゆる清楚な女の子。物静かで淡々とした口調で話す。凛奈の味方でもなく、向こう側の味方でもなく、中立の立場。
容姿:黒髪の絹糸のようなサラサラの長い髪、黒い目。指定制服を着ている。女子だったら一度は憧れるような容姿をしていて、色白で可愛いというより美人系。
追記:有名な一家のお嬢様なため権力が多少あり、理沙達以外の女子から少々怖がられている。でも結構な人気者。唯兎とは幼馴染。しかし最近はお互いを避けている。頭脳明晰、スポーツ万能。凛奈のクラスに突如転校してきた。性格と、立場が中立ということで理沙達に気に入られている(勿論悪い意味で)。
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- Re: *・**私の世界**・* ( No.9 )
- 日時: 2014/05/19 22:08
- 名前: ラビット
*・・*3話*・・*
「おはよー」
「おはよう!」
朝のあいさつが耳に聞こえてくる。
また始まる学校生活。
凛奈は下駄箱に入り、上履きを履こうとした、その時。
バシャアッ!
頭から水をぶっかけられた。
ポタッポタッ
しずくが髪をつたわって床に落ちていく。
「ごっめーん、手がすべっちゃった!」
「アッハハハハ」
またいつもの3人が笑いながら言う。
「せっかくだからこれもかけたら?」
咲はそう言うと、今度はゴミ箱のゴミを凛奈の頭にふりかけた。
「やだ、きったな〜い」
「でもあんたはその方がお似合いじゃないかしら?」
「たしかにぃ〜」
「……」
凛奈は何も言わない。
いつもの事だ。こんな事して何が面白いのか。
ほんっとくだらない。
凛奈は無言のまま1人で歩いて行った。
「だからシカトすんなって」
咲が機嫌悪そうに口をとがらせる。
「何なのいつも」
「1言ぐらい言えよ」
ほかの2人もぶつぶつと文句を言って来る。
そう、私にとって学校は地獄。
まあ地獄と言ってもいじめなんてくだらない。
いちいち相手にするのも、くだらない事をしているのと一緒。
私はそう、ずっと思っている。
キーンコーンカーンコーン
鐘が鳴る。
凛奈は濡れた制服を体育着に着替えた。
すると、やはり予想通り、周りからクスクスと笑い声が聞こえてくる。
「あれ、絶対神崎さんたちにやられなよね」
「ほんっとドンマイしか言いようないよねー」
周りの人たちもいじめてなくても影で悪口。
「次数学だから用意しとけー」
先生が呼びかける後に「はーい」とちらほら返事が返ってくる。
数学の用意しなくちゃ。
そう思って、机から数学のノートを取り出す。
すると、なんとそのノートがとんでもない事になっていた。
凛奈のノートの半分以上のページに「バカ・ブス・消えろ」などの落書きが書かれている。
凛奈は一瞬、胸が苦しくなった。
残りの約半分のページはビリビリに破かれている。
このままじゃ勉強ができない。
凛奈はペンケースから消しゴムを取ると、落書きされたページを一生懸命消す。
けれど、消しても消してもなかなか消えない。
力いっぱい消そうとするが、全然ダメだ。
こういう、迷惑のかかる事をしないでほしい。
本当にくだらない。
いつもくだらない事してばっか
本当の本当にくだらないと思っているのに…ーー
なぜか涙が溢れて来た。
涙でノートもぼやけてくる。
あれ?私泣てる!?
その時、凛奈は始めて泣いている事に気づいた。
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