大人オリジナル小説

天使な悪魔
日時: 2014/04/13 19:08
名前: ルピカ

私は 中西 瀬奈。中学一年生!
四月から花が森中学校に入学するはずだったんだけど、入学式前日、車にはねられ…。
全治3ヶ月の重傷を負いました←。なんとか辛いリハビリに耐え、ただいま校長先から入学を認めてもらいました。あー良かった。まぁ認めてもらえないってことはないけど。



私のクラスは1年C組だった。クラスには花が森幼稚園の時から一緒で、親友の
溝端 理乃ことりっちゃんもいるし、私の憧れ、黒澤 玲さんもいて、凄く学校が楽しみだ。

花が森中学校は主に、花が森小学校、花園小学校、森下小学校の三つから生徒がくる。
この3校は水泳記録会や習字大会などで一緒に交流する機会があったため、顔見知りの人がほとんどだし、友達のことでは大丈夫だろう。
先生も若い女の人で、ほんわかした雰囲気の優しそうな人だった。

私はウキウキな気分で、1ーCの扉にてをかけたー


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Re: 天使な悪魔 ( No.12 )
日時: 2014/05/04 14:26
名前: ルピカ

「ねぇ」



振り向くと、黒澤さんが居た。
「家出?」
「そうなの。家にいたくなくて。」
あの時みたいに黒澤さんは、それ以上何も聞いてこなかった。
「ふぅーん」
「黒澤さんは?何で公園に?」
「あぁー。散歩? シロ、死んじゃってさ。あの子、この公園大好きだったから。今も、あたしの近くにいると思うの。で、散歩道、歩いてた。」
「え、シロ死んじゃったんだ…。さみしいね。」

「さみしくないよ。あたしは、一人で平気。あたしが前より強くなったから、シロは安心したんだろうね。」

そっか…。

「あたしもね、今一人で生きるって誓ってたんだ笑 でも、自信ないよぅ
本当は凄くさみしいの…」
涙を我慢してたのに、溢れてきた。

黒澤さんはあたしを抱きしめると

「あたしがいてあげる。 強くなるまで見守ってあげる」

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