大人オリジナル小説

She Wolf
日時: 2014/05/06 01:40
名前: うらぼん。  

ピカピカの上履きをはいて、
たくさん友達ができたらいいなと、わくわくした表情をして新しい教室へと向かう。
教室はざわめいていて、やがて時間がたち、チャイムが鳴った。
「では着席してください。」
みんながすぐに席につく真面目な姿に先生は目を輝かせた。
「んじゃ、自己紹介でもしましょうか。」
「こんにちは。朝倉 知恵見といいます。よろしくね。」
暖かい拍手に包まれ、心が穏やかになる。
「では、皆さんも自己紹介お願いします」
端の席から次々へと名前をいう。
「あ、ついでにニックネームもいいかしらね!」
面白くいいながら色々な人の名前を理解する。
「では、次」

「井上 愛です。」
無愛想な顔でいう少女。
髪は透き通っていて、目は茶色で綺麗な子だった。
「ニックネームは??」


「一匹狼娘です」

「え?おおかみ?」

「死ねよ。井上狼め。」
男子が騒いで騒いでバカにしている。
初日から何が起きているのか、理解にも苦しんだ。
「やめなさい君たち!」

「死ねよ死ねよ。食料なんてねーんだよこっちには」
「えー?ついに私まで食べられんの?
やーだーグロい〜」
みんなのいってる一言を聞いてこういった。

「まって、狼って、どういうこと?」

この一言でその子の運命はやがて変えてしまう道へと進み、後悔することになるのだった。

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