大人オリジナル小説

いじめー地獄の教室ー
日時: 2014/09/20 11:57
名前: 咲華 ◆VyWOGPvdWA

初めましての人は初めまして!
知ってる人はこんにちは!
咲華(さきか)です!
初!合作です。
小4ののろ更新バカ(( 
ですが、よろしくです。

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Re: いじめー地獄の教室ー ( No.19 )
日時: 2014/10/26 00:46
名前: ラビット ◆sOl6YJRGdk

私も書きまーす

*   *   *

次の日、私は学校に行くのが憂鬱だった。
教室に入り、席に座ると
「おはよぉ」
花梨が気持ち悪い笑顔を向けて来た。
「あの事、覚悟してね」
花梨はそう言い残すと、自分の席へ戻って行った。
私は何も言えなかった
怖くて
怖くて怖くて

するとーーーー

ガラッ
丁度坂岸君が教室へ入って来た。
その瞬間、皆が坂岸君を見る。
花梨達はそれに気づくと、坂岸君の前に立ちはばかった。
「駿さぁーーどういう事?カンニングしたんだってね」
「えっ…?」
坂岸君は驚いた顔をしていた。
それもそうだ。
だってそれは、“嘘” なのだから。
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい…っ
私は心の中で何度も謝った。
そんなの坂岸君に届くはずないのに……ね
私はしばらくずっとうつむいていると、ふいに花梨がニヤリとした。そして…
「駿がカンニングした事、明日香から聞いたんだぁ」

……え?

花梨の言葉に思わず顔をあげる。

……どういう事?

「ね、そうなんでしょ?」
花梨は私を見た。

その目は…笑っていた。
私を馬鹿にするように
私を見下すように

何も答える事が出来ない。

もしかしたら…今ここで本当の事を言ったら、坂岸君を救える?
でも、もし…もし私が「違う」と言ったら?
またいじめられるの?

涙がこぼれそうになった。



嫌だ
そんなの嫌だ

ごめん…




ごめんね

私は花梨の方を向くと、

「そうだよ」
とはっきりと言った。
こっそり坂岸君を見る。
それは、何ともいえない顔だった。
その顔に胸が締め付けられる。
「西野…お前っ…」
坂岸君はそう言うと、教室を出て行ってしまった。

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