大人オリジナル小説
- イジメゲーム〜第××回目のギルディ〜
- 日時: 2014/11/06 18:47
- 名前: ゆーは
貴方は王様ゲームを知っていますか。
貴方は王様ゲームをやったことはありますか。
初の社会派小説として書きます、ゆーはです。
まだまだ足りないところもありますが、評価やアドバイス、よろしくお願いします。
- Re: イジメゲーム〜第××回目のギルディ〜 ( No.2 )
- 日時: 2014/11/06 22:19
- 名前: ゆーは
イジメゲーム【First】
「もう、やだよ...」
鍵のかかった部屋に1人しゃがみこむ。
生々しい肌を切る音が部屋に響く。
痛みよりも悲しみが増えていき耐えられない。
流れ出す液体は真っ白な服を真っ赤に汚していって。
虚ろな目には光もなかった。
「なんで...私は...」
リストカット。
それは一種の自傷行為で。
茶色く汚れた傷跡は今迄の人生を描く。
「なんで...なんで私なの...!」
私は、クラス全員で行った王様ゲームの被害者。
1ヶ月前、お金持ちの財閥の所謂ビッチの少女が突然王様ゲームをしようと持ちかけた。
そのビッチ少女、嫌われていたが、お金持ちの財閥の為、誰も逆らえなかった。
過去、逆らった人が自殺をするまで追い込まれた。と云う説があったからだ。
王様ゲーム。
王様の命令は絶対。
王様ゲーム。
裏切り者には罰を。
はじめは
「3番と18番は上着をチェンジ」だとか
「20番はキャラのモノマネをする」だとか
ユーモアに溢れたものだった。
ビッチ少女が王様になるまでは。
「1番はこの学期が終わるまで部員やクラスメイトからいじめを受ける」
終わった。
籤運が無さすぎた。
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