大人オリジナル小説
- 自殺少年と狂犬の日々
- 日時: 2015/03/10 21:30
- 名前: KILLб(☆д★)б
KILLです
今回は摩訶不思議でちょっとミステリアスなお話です
コメントぜひお願いします
まず登場する人から
狂犬
名前はない
産まれたすぐに捨てられ、
食べ物はカラスと同じようなものを食べている
かなり痩せている
顔付きはシュッとしていて
シェパードの大型
中川氷雨
学校でいじめられている
狂犬の居る路地で密かに日記をつけている
顔の左目の下にホクロがあり
黒髪でチリチリした長髪(ロングじゃないよ?!)
かっこいい方だが男子高校なので、いじめられている
ヒョロヒョロしている
狂犬、喋ります犬ですが喋ります
悪魔でも摩訶不思議なので
狂犬sid
アイツがこの路地に来るようになって二日。
何かを書いては消えていく
一体何を書いているのか。
ばさっ…
狂犬「バウッ…!!!」
なんだ…なんか落ち___…
日記…?
俺は上手く日記を見開いた
狂犬「…」
俺はかなり賢く時は読める
“一月一日”晴れ、心は雨
正月早々、いじめっこに呼び出され
学校の汚いプールに突き落とされた。
汚い。臭い。寒い。
何も起こさないように生きてるはずなのに。
呼び出されて行かなかったら、
もっとひどい目にあう。
でも俺はとにかく学校に行く。
いつか自殺する。
その日が来るまで日記に俺のいじめ生活を記すことにした
誰にもバレないように路地で。
*******
いじめ…?
だからこんなとこで…、
あ、今日の文が書いてある…
“一月二日”曇り心は大雨
テスト用紙を破られた。
テストが出来ない。
期末なのに。順位出るのに。
また恥をかく。
あと弁当を屋上から投げられた。
そして屋上で腹部を殴られた。
参考書も破られた。
なんで?
*******
哀しい日記、だ…
人間は怖い。そのことは変わらない。
俺だって、人間は怖い。嫌いだ。
殴ってくるし、汚いって言うし。
そんなお前らが汚いと思うがな。
続く
- Re: 自殺少年と狂犬の日々 ( No.2 )
- 日時: 2015/03/12 18:31
- 名前: KILLб(☆д★)б
『汚い』
まぁ汚いな。
『近寄るな』
まぁ汚いんなら近寄ってほしくないな。
『怖い』
まぁシェパードだし狂犬だしな。
『吠えるな煩い』
まぁ吠えたら煩いな。
じゃあどうにかしてくれるのか、お前達が。
汚いんなら洗ってくれ。
近寄ってほしくないなら逃げてくれ。
怖いんなら可愛くしてくれ。
煩いんなら耳を塞いでくれ。
狂犬がなんでも自分で出来ると思うか?
いい加減な考えは、よせ
次の日、また少年がきた
一月三日晴れ心はちょっと晴れ
いじめっこが風邪で休んだ
いじめられずに済んだと思ったが
いじめっこの手下が俺をいじめてきた。
いじめっこよりはマシだった
トイレで水をかけられて、
腹を蹴られた。
*******
俺はいつしか、この日記を見るのが楽しみになった
あの子がどういういじめをさせられたのかを知れるようになった
そしてあの子は俺の存在に気づいてあの子だけが俺を可愛がってくれた