大人オリジナル小説
- 病んでたり狂ってるキャラの小説でも書こうかと…
- 日時: 2016/02/11 20:49
- 名前: 廻蔵紅華
- 参照: 『霧凪』を『廻蔵』に変えてみた。
題名の通り、病んじゃってるキャラとか狂っちゃってるキャラの小説を書こうかなと思いまして…
病んでたり狂ってるキャラ大好きなんです!
私が書きたいやつを気が向いたときにぼちぼち進めたいと思ってます。
もし良かったら読んでみてくださいな。
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- Re: 病んでたり狂ってるキャラの小説でも書こうかと… ( No.1 )
- 日時: 2016/04/16 13:01
- 名前: 廻漆紅華
とある街のとある路地裏に、二人の男女が佇んでいた。
彼らの手には赤い液体の滴る刃物が握られている。
辺り一帯は赤く染まり、ほのかに鉄の臭いもする。
家の陰で見えにくいが、二人の男がぐったりと横たわっているのも見える。
「たす……げてく……れ」
横たわっている男の一人から、そう声が漏れた。
佇んでいた二人はそれを聞き、ニヤリと不気味な笑みをうかべた。
二人はアイコンタクトをとると、女の方が行動にでた。
女は声を出した男に歩みより、握っていた刃物を男の腹部に突き立てた。
「がっ……は……」
男の口からは叫びのようなものが発せられる。
女は満足げに笑った。
「え?なに?聞こえないなぁ〜?」
女はそう言いながら、突き立てた刃物をぐりぐりと回す。
その度、男からは「ぐっ……」等という声と赤い液体が吐きだされた。
佇んでいた男は、息も絶え絶えになり横たわっている、もう一人の男をいたぶりながら、その男の耳元でぼそりと囁いた。
「君達が悪いんだよ?」
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