大人オリジナル小説

国語力0が歌を小説に変えてみる【オリキャラ】
日時: 2016/09/20 23:39
名前: 右目失明ジュラさん

最初の題は……『わたしのアール』
歌詞とはあまり違うかもしれませんが、雰囲気を似せます。
主人公
【霧夜 孤乃/きりやこの】
【性別:女】
【見た目:長いブラウンの髪の毛を赤いチェック柄のシュシュで結んでいる。普段の服装は白いシャツの上にガーディガン。茶色のスカートに黒い靴。身長は低めだという。】
【備考:今までも前向きなことは考えられず、ただただ日が暮れるのを待ち望む希望をなくした子。家庭事情に関係があるらしい。友達もいないまま学校に行くがそこでいじめられている?】

______________

一章

いつからこんな風に考えていただろう
この世界はもう生き飽きました。
サヨナラを言う相手もいません。ではまずまず独り言。

サヨナラの時間かな。

学校の、屋上で靴を脱ぎかけた時にふと何かが目にとまった。
三つ編みの女の子。
それは学校の人か、独りのワタシにはわからなかったが
その人はどうも先客らしい
別に自分には関係も何もないはずなのに
「ねぇ、やめなよ」
こう、口をついてででしまったんだ
でも、こんな自分より先を越されるのがなんとなく嫌だというより癪だった。
そうするとワタシにあの三つ編みの子は語りだす。
心なしかどこかで聞き覚えのあること
「運命の人だったの。どうしても愛されたかったから。さ」
涙を流してそういった。
でも、ワタシはそれでは認めない。だってさ…?
ふざけんな。そんなことくらいでワタシの先を越そうなんて!?
欲しいものが手に入らないだけでお前のすべてを
そんな軽く捨てるもんじゃないんだ!
奪われたことすらないんでしょ
三つ編みの子は泣き笑いしながらも
「ありがと。話したら楽になったよ」
と去っていった。
ワタシはその後ろ姿に何かを感じた。

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Re: 国語力0が歌を小説に変えてみる【オリキャラ】 ( No.1 )
日時: 2016/09/20 23:50
名前: 右目失明ジュラさん
参照: 今回は歌詞がおおめ

二章


毎日毎度同じ日も
今日こそバイバイしちゃおうと?
学校での毎日なんて意味のないことと?
言えない辛さ、終わらせようかと
屋上でまた靴を脱ぎかけた時に
またそう、見つけた。背の低い女の子。
そして 意味のないこと知っててもまた声をかけてしまったんだ。
同じことを繰り返してるみたいで後悔しかけたときに
背の低い子は語りだすんだ。
やはりどこかで聞いたようで
「無視されて、奪われて、
居場所がなくてとっても、とっても、心が苦しいから」って
確かに無視され奪われは苦しいけどな…?
ふざけんな。そんなことで ワタシの先を越そうだなんて!?
それでも家では愛されて
あたたかいごはんもあるのでしょう?
それでもあなたは幸せじゃないなんて!?
「おなかがすいた」と呟き泣いて
背の低い子は、消えてった。
ワタシはその後ろ姿に何かを感じて
雲の上を見透かしていた。

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