大人オリジナル小説
- みるくてぃーともも(ミニストーリー3個載ってます)
- 日時: 2020/09/11 20:51
- 名前: みるくてぃーともも
『毎朝の事で』
毎朝の事で、日差しは差し込んでくる。
私は体を上げる。ベットから降りる。
キッチンに入る。
卵を割ってフライパンに入れる。
音を立てる。ベーコンを一緒に焼く。
お皿に盛り付ける。
焼き終わったらご飯を粧う。
味噌汁も一緒。
テーブルにもっていって箸で目玉焼きを摘み上げる。
ベーコン、ご飯、味噌汁…
どんどん口をつけ、完食。
スーツを着て、髪を結う。
ヒールを履く。ドアを開けて、閉める。
「今日も頑張ろう」
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『みるくてぃーともも』
私はミルクティーをよく飲む。
ミルクの甘さが良い。
だが、私は酸味が少しだけ欲しかった。
酸味ならレモンでもよかった。
でも、ミルクティーには合わなかった。
「もも」
私は途端に思い出した。
小さな頃、おばあちゃんが桃を育てていて、もぎたての桃をよく食べていた。
「おばあちゃん、ももってすっぱいんだね!」
私はその頃放った言葉を耳元で蘇らせる。
「もも…かぁ」
私は桃を買い出しに行くと、ミルクティーに絞り入れた。
「!?」
私はそのちょうど良さに、飲み続けた。
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狐の嫁入り(短め)
私はベランダ側の窓で、ハンモックを柱と柱に吊るし、読書をしていた。
外は雨。予定では木陰で読書しようとしていたのに。
私は雨の音が聞こえないくらい、読書に集中していた時のことだ。
キラキラキラキラ………
ベランダから、眩い光が来た。
雲はある、雨も降っている。なんだろう。これ。
あ、本で読んだなぁ。
「狐の嫁入り」
初めて見たかも。
私はその美しさに、暫く見惚れていた…
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このシリーズはもっと出す予定です。
お楽しみにぃ!
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