大人オリジナル小説

あの日、貴方に出会えて良かった
日時: 2020/09/24 22:33
名前: 紅茶とレモン

ぷるるるるるるる
受話器が鳴る。
「はいー」
母が受話器を取ると、颯爽と返事をする。
「ええ、はい、そうですが...はい、分かりました。」
母はただ無言で受話器を見つめるだけ。
私の家は貧しかった。
でも、私は遊び相手には困らなかった。
空想上の友達がいるから。
あの子のお陰で、私は学校に行かなくても楽しく遊べる。
マリー。
あの子は私の永遠の友達。
初めて会ったのは...2年前。
私が家に引っ越して来た時。
私は自分の家のベットに寝そべりながら、自分の理想の姿を考える。
ボンッ!
考えすぎで私の頭が破裂したかのような音が立つ。
私はびっくりしながらも体をあげると、
私の理想の姿の子がいた。
私は驚いた、というより、凄いという方が大きかった。
私は12歳にして、空想上の友達が出来た。

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