大人オリジナル小説

厨二病と殺人犯
日時: 2024/07/21 23:22
名前: 餃子定食

俺には感情がない…いや言い直そうついさっき思い出したのだ。クラスのいつも見下していた委員長に「僕…姉さんを殺しちゃった…」と言われるまでは…
俺「ほぉ?それでなぜ俺にそれを?」
委「キミ、いつもクラスで人を殺し方だのノートに書いてるじゃ無いか。」
俺「見られていたとはな!」(え、はっず)
委「それでさ、相談なんだけど…」
俺「何かな?」
委「僕と一緒に逃亡犯になってくれないか…?」
俺「…ぇ?」
委「気の抜けた声だね…まぁそれはそうか」
俺「ふッ…まぁ良いだろう…」(こんなことになるなら無理なキャラつけなきゃ良かった!)
委「あ、ありがとう…!明日、朝4時に一緒に逃げよう。」
そんなことを話すと体育館裏から出た、よく考えたら明後日からテスト期間なので少しちょうど良いとすら思うまでしまった。

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Re: 厨二病と殺人犯 ( No.1 )
日時: 2024/07/21 23:37
名前: 餃子定食

7月●日 確か晴れ
逃走日記をつけることにした、最悪の事態が起こった時に俺は無関係だと言えるようにするためだ。今日は隣町まで逃げた、少し楽しかった。
委「そういえば、あまり関わらなかったよね。名前覚えてる?」
俺「山崎大吾だろ?」
委「お、覚えてくれてたんだね。嬉しいよ」
俺「お前は…いや良いどうせ知ってんだろ俺の名前」
委「クラス委員長だからね!」
やっぱりこいつは少し嫌いだ。
俺「で、隣町だけどこれからどうするよ」
委「んー…資金調達?」
俺「はぁ?俺ら中学生だぞ?」
委「だよねー…」
何を言ってるんだこいつは…
委「だと思って家から現金あんまり持ってきたんだよー!」
俺「え?はぁ?それって良いの?」
委「良いんだよ、僕ん家母親は夜職で帰ってこないし、親父単身赴任で一年はいないから」
こいつ家庭環境歪すぎだろ…

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