大人オリジナル小説

どうやら私にはあと3年しか無いようです(最初の注意書き必読)
日時: 2024/09/09 08:15
名前: 酸素分子
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13999

【お願いとご報告】まだストーリーを書いてる途中ですが色々の時間があるので一旦このまま投稿してしまいます!!!まだ読まなくていいです!!
ストーリーを書き終わったらまたご報告するので待っててください!!!
ストーリーめちゃめちゃ飛んでるところありますし、後半に関してはまだ書けてないストーリー中の内容を知らないと分からない表現があります!
そして特に""特大ネタバレ""がありますので!!!ご注意ください!!!!
最終更新:2024年9月9日朝      ↓ストーリーの内容はスクロールしないと見えないようになってるはず
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【登場人物】
篠宮 遥(しのみや はるか)            (もう一人男子・名前、プロフ未定)
特別な家計の家で育った女子学生。
遥が住む国では魔法が使える人間は珍しい。


私は……私の家計では本当にいざという場合以外は使ってはいけないという「禁断の魔法」というものがあった。
それは、人生で一度だけ使える、一分間だけどんなことも出来るようになるという魔法。
これが使ってはいけないと言われる理由…それは…

使ったら3年後に死ぬからだ。
先代にこの魔法を使った人たちはみんな3年後に死んだという。

私は、この魔法を使ってしまった。
3年後に私は、本当に死んでしまうのだろうか。
いや…そんな…死ぬわけ……



ここまでが序盤
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ここから下後半

『よう、元気か?』 
「ま、まぁ…」
○○は表情を曇らせた。
『なんか最近いいことあったか〜?』
「うーん……専門学校に合格したことかな…」
『良かったやん!!んで、彼女とはよくやってんのか?』
「っ!!今はこの話をするな…」
○○の目から涙が溢れる。
『どうした?』
「遥は…遥に会うまでの彼女と違って俺を愛してくれた…!見捨てないでくれたよ……最後まで…」
『それじゃまるで…死んだみたいじゃねえかよ!!』
「死んだんだよ!!!!」
「遥はもうこの世界に、この世にはいないんだよ!!なんで…なんで……」
『……そう、か…そうだったか……。俺もお前に手を差し伸べてやりてぇよ。でも、今の俺にはできねぇや』
「わかったよ、俺は、もう大丈夫だから。」
『?なぁ、どういうことだ…?』
「……………。」
○○は人気も無く薄暗い場所へと歩いていった。
『お、おいどこ行くんだよ』
「……いつまでも俺のことばっか見てんじゃねぇよ。」
『?え、あ、わりぃ。』
○○は目を逸らしてみた。
少ししてから○○の方を見た。
『お、おい、何してんだよ○○!!ナイフなんか持って!!』
○○の方を見ると、ナイフを片手に持った○○がいた。
「何してるも何も、見てわからないかな??」
『え、ち、違うよな…?そうじゃないよな…?お前はそんな事しないもんな、そうだよな……』
「どうだろうね。○○がどう思ってんのかわからないけどそうかもしれないね」
ナイフを持つ手が震える。何回死のうとしただろうか。遥にまた会える手段はこれしかないから。
『おい、やめろよ!』
『お前が死ぬなんて本当に嫌だからな!!』
「そっか、俺、もう我慢とかできねぇや。ばいばい」
『えっ』
○○が持つナイフは腹から心臓目がけて深く刺さった。
「…はは、やっと遥に会えるよ…遥に会えたらまずなんて声かけようかな…会える時が楽しみだな…」
○○は遥と一緒にいたときと同じ、とても楽しそうな顔をしていた。
『え…あ…ど、どうすれば…えと、救急車呼ばないと……』
「あ…救急車はもう…呼ばなくて…いい…から…。」
『は〜!?何言ってんだ、何が何でも呼ぶからな!!!』
「はは、好きにしなよ。てか、このままここにいたら、お前が…俺を殺したこと…になる…ぞ…」
○○は静かに死んでいく。
『○○、なぁ、○○。おい、返事しろよ…。お前…本当に死んだのかよ…。』
[防犯カメラもないんだな、ここ。まさかわざわざ防犯カメラのない分かりにくい場所を選んだのか…?]
○○を置いていくのは心苦しいが、離れた所に行くことにした。
今日はもう帰ってゆっくり身体と心を休めることにした。
『はぁ…このこと、どうい伝えればいいんだろ。誰かに伝えることすらも億劫だよ…。』



もう、こんなこと忘れて、いっそ遠くの街で暮らす方がいいのかな。もう引っ越しちゃおうかな。そもそもいつまでも実家暮らしで家族に迷惑かけてばっかじゃいられないし。

あの後、今住んでる場所から離れた、住みやすそうな物件を探して、見つかったお気に入りの物件に住むことにした。
『……そろそろ引っ越すか。家族にも言っとかないとな。』
『…母さん』
「?どうしたの?」
『俺、引っ越す事にしたよ』
「そうなの?」
『うん。』
「○○が決めたことならいいのよ。ちょっと寂しいけど…。」
『いつまでも実家暮らしじゃ母さん達に迷惑かけてばっかのろくでなしになるから…』
「わかったわ、帰れるときはいつでも帰ってきてね」
『うん、わかってるよ。』
「お父さん達にも言っておくね!」
『うん。』
本当の理由は違う…けど…こんなこと、言いたくない。言えない。
「みんなおっけーだって!」
『そっか、ありがとう』
「また会える日を楽しみにしてるね!」
『うん、またね。』 
また会える日…ねぇ…実家に帰ることを考えるとまたこのことを思い出して帰りたくなくなるだろう。
思い出したくも無い、人生で一番辛い思い出。
気晴らしに、早く遠くの場所へ行きたいものだ。

────引っ越し当日
俺は、これからここに住むのか。綺麗な新居に心が踊る。でも、これで良かったんだろうか。
『そう、これで良かったんだ…これでいいんだ…』
『これで…いい……いいんだよ…な…?』
そう自分に言い聞かせる。
何故だろう。涙が溢れ出す。あいつのことなんて、もう、関係ないはずなのに。

「…キテ…ネェ…」
『!?何か、聞こえる。』
幻聴か、否か…
「カエッテキテ…ネェ…○○…」
『……………。』
聞こえないふりをした。 
でも、声は確かに○○だった。何故だ?
「ネェ…キイテルノ??」
『……………。』

「ツ ギ ハ… お 前 の 番 だ」
『!?!?』
○○の霊…!?
突然息が苦しくなった。まさかこの引っ越したばかりの家で…死ぬ…?
そんなの嫌に決まってる。
『○○、その手を離してくれ!』 
「イヤダ!!オマエガシヌマデハナサナイ!!!」
『ご、ごめん!だから、許して……』
「ユルサナイ」

結局、俺も死ぬのかよ。こっちで優雅に長生きしてやろうと思ってたのに。

意識が飛び、息が途絶えた。

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