大人オリジナル小説

マイム・マイム
日時: 2025/03/05 17:38
名前: 管理人

中学2年生の頃の話です。私は、陰キャだったのですが、私には、Sさんという好きな子がいました(「ちょっとエッチなお話」の子とは別人です)。彼女は、体育委員に所属しており、めちゃくちゃ活発で陽キャな子で、頼りない私を引っ張ってくれるような存在でした。その為、私が性欲を高められたのは、彼女のおかげと言っても過言ではありません。

中学2年生の頃に、林間学校(中1の時とは違います)でマイム・マイムを踊ることがあるので、その練習を体育館で行いました。マイム・マイムは、知っている人は知っていると思いますが、私も当時は、まったくダンスも知らず、ただ手を繋ぎ合うだけのダンスだとしか思っていませんでした。ただ、実際にやってみると、意外と動きが激しくて、運動が苦手な私にとっては、あまり楽しくはありませんでした。ですが、そんな気持ちを一変してくれる出来事がありました。それが、今回お話しすることです。今回、たまたま運が良く、なんとSさんと一緒に手を繋げることになりました。最初こそ、お互い恥ずかしがっていたのですが、緊張しながらも、何とかおどりきることが出来ました。初めて、Sさんの手に触れた時は、高熱が出そうになりました。ただ、Sさんと手を繋がせてくれた神様に感謝です。その後、本番で林間学校でも踊ったのですが、結局、Sさんとは一緒になれず、Sさんと手を繋げたのは、練習の1回だけでした。あの時思えば、もっと手を触れておけばよかったなと後悔しています。ちなみに、私は中学3年生の時に、Sさんと仲が良くなりました。もともと、普通だったんですけど、中学校はずっと同じクラスで、私の対応が彼女は優しいと思ったのか、楽しそうに私に厳しく言ってきます。何と言うか、彼女は結構、明るくて言葉が少し強い子だったんです。私はそれを知っていたので、どうとも思いませんでしたけど、まさか私の対応にSさんが好きになるとは思いませんでした。私は元々、男女や年齢関係なく、優しく接していたので、まさかSさんに好かれるとは思いもしませんでした。ですが、最高に嬉しかったです。片想いが両想いになり、これが恋愛なのかと、改めて気づきました。その後は、彼女に肩を触られたりします。今まで、そういう女子はいなかったんですよね。やっぱり、年齢的にも恥ずかしいというか。ですが、Sさんだけは、私に触れてくれました。ただ、その時の緊張感はやっぱりやばいです。こうして、恋愛は中3で少し進歩しましたが、その後は卒業式で別れてしまい、恋愛が進んでいくことはありませんでした。こうして、今は大人になっていますが、成人式は行かなかったので、中学以来会ってはいません。ただ、彼女と手を触ったあの感触だけは、一生忘れられません。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。皆さんも、体験談がございましたら、お書きいただきたいです。

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