大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: 銀魂−沖田メインですぜ ( No.55 )
- 日時: 2010/11/22 19:05
- 名前: 祐希
あ、僕そういえば高沖書いてねぇや((だからって書かんでもw
「似たり寄ったり」高沖
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「やっぱここにいたんですねぃ」
「何しに来たんだァ? 沖田」
鬼兵隊のアジト。
そこには、女物の着物を着た男が一人、静かにたたずんでいた。
「な、高杉。アンタ、今度の祭り行きやすかぃ?」
「あぁ? 祭りィ?」
「今度、歌舞伎町主催で夏祭りが開催されんでさぁ。行きやす?」
悪戯に、上目で微笑む少年。
「気が向いたらな」
心が揺さぶられるその微笑に、頭部に包帯を巻いたこの男も同じくだった。
「ちぇっ、つまんねぇの」
「・・・」
「ね。行きやしょう? 予定がないならでいいからっ」
「あーあー、わぁったよ。行きゃァいんだろ」
「やった!」
満面の笑みを浮かべる少年に、不覚にも目を奪われる。
(あぁ、また、コイツの笑顔に流される)
「高杉?」
「まだ何か用か? 真選組の切り込み隊長さんよォ」
「・・・好き、って言ったら怒りやす?」
「は?」
そこには、真っ赤な顔して俯くミルクティー色の髪。
さらさら、風になびく。
「それは、どういう【好き】だ?」
「――っ!」
爆発音がしそうなほどに頬を赤らめて、困った顔をするソイツ。
あんまり可愛いモンだから、つい苛めたくなっちまう。
まァ、あんまり苛めても、離れていくしな・・・。
「言ってみろよ?ほら」
「うぅっ・・・だから、友達、じゃないほうの・・・」
「――・・・俺もだ、って言ったらどうすんだ?」
「――っそれ、本当ですかぃ!?」
あぁ、そうだよ。好きで何が悪ィ?
お前も、なんだろ?
「「――大好きだ 」」
ほら。
同じだろ・・・?
俺達は似たり寄ったりだ。
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